Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 対象製品と条件

1.1 本製品にバージョンアップした場合の変更点

本製品にバージョンアップした場合、旧バージョンレベルとで機能が変更されています。変更された機能には、機能削除により使用できない機能または移行作業が必要な機能があります。また、V12.0L10で新しく追加された機能があります。

■V12.0L10の新機能

追加された機能

説明

ポリシーの情報の出力

設定されているポリシーと各サーバのローカル定義を出力し、履歴管理を行うことができます。

ノードの変更監視

ノードの変更監視は、ノードの接続状況を定期的に監視し、ノードの新規追加、IPアドレスの変更、削除および未登録ノードからの接続を監視します。また、MACアドレスを監視し、不正な機器(許可されていないMACアドレス)がネットワークに接続された場合も監視します。

イベントから連携製品の状況確認

Systemwalkerコンソールのイベント一覧に表示されたメッセージから連携製品の詳細画面を直接呼び出します。連携製品の呼び出しは、メッセージのイベント種別に定義されたコマンドを呼び出すことで関連付けられた画面を起動することができます。

エラーの種類なしイベントに対するエラー種別設定機能

Windowsのイベントログに出力されるイベントで、種類が設定されていないイベントの場合、エラー種別を“情報”、重要度を“一般”に設定しています。このエラー種別を、ユーザの運用により変更することができます。

イベント監視の条件定義の編集(Event Designer)

イベント監視の情報定義をCSVファイル形式で簡単に編集することができます。

Systemwalker Centric Manager V12.0L10で追加された機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 解説書”および“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

■V12.0L10にて変更された機能

変更された機能

備考

エラーの種類なしイベントに対するエラー種別設定機能

Windowsのイベントログに出力されるイベントで、種類が設定されていないイベントの扱いが変更されています。
 V11.0L10まで エラー種別:“エラー”、重要度:“最重要”
 V12.0L10以降 エラー種別:“情報”、重要度:“一般”
(V12.0L10以降については設定の変更が可能です。)

インベントリ管理機能
ネットワーク管理機能
性能監視機能

フレームワークのデータベースへノード情報を登録する際、ホスト名を変更しません。

その他

一部のメッセージについては、改良が実施されていますので出力されるメッセージが異なります。詳細は、“メッセージの変更点”を参照してください。

■V11.0L10にて変更された機能

変更された機能

備考

Systemwalkerコンソール システム監視

システム監視画面は使用できません。
Systemwalkerコンソールに移行してください。

Systemwalkerコンソール 業務監視

名称がSystemwalkerコンソールに変更されました。別コンピュータに移行する場合は、操作メニューの移行が必要です。移行手順については、“移行コマンドで移行できない情報の準備作業”および“移行コマンドで移行できない情報の移行作業”を参照してください。

導入支援機能

導入支援機能は、使用できません。
サイレントインストールを使用してください。

メータリング機能

機能削除です。

インターネットサーバ管理機能

機能削除です。
インターネットサーバ上のWWWサーバのセキュリティ監視機能は使用できます。

資源配付のアプリケーション配付機能

本バージョンでは、使用できません。

ヘルプデスクのSystemwalker間連携機能

本バージョンでは、使用できません。

インベントリ管理のライセンス管理機能/DMI機能

本バージョンでは、使用できません。


下へ1.1.1 メッセージの変更点

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