Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

3.7.3 インストール後の注意事項

インストール後の注意事項について説明します。

• MpWalker/JM V2.0のアンインストールについて(Windows NT(R)の場合)

  Windows NT(R)で、MpWalker/JM V2.0とSystemwalker Centric Managerを共にインストールした時に、MpWalker/JM V2.0をアンインストールする場合は、アンインストール後、以下の作業を実施してください。

  1. 以下のサービスを停止します。

     Fujitsu MpWalker MpAosf

     
     
  2. サービスの停止を確認後、以下のコマンドを実行します。

     Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\dmunins\mpaosfsv\f3crhz20.exe

  この作業を実施しない場合、MpWalker/JM V2.0の自動運用支援の機能が動作します。

• MpWalker/JM V3.0L10のアンインストールについて

  Systemwalker Centric Managerの部門管理サーバ、または、業務サーバとMpWalker/JM V3.0L10サーバがインストールされているシステムで、MpWalker/JM V3.0L10サーバをアンインストールした場合、サービス“Systemwalker ACL Manager”のサービスが動作しなくなります。

  このような場合は、Systemwalker Centric Managerのサーバを再インストール(アップグレードインストール)してください。

• MpWalkerのインストールについて

  Systemwalker Centric Manager、または、Systemwalker Operation Managerがインストールされている環境に、MpWalker/DM V3.0または、MpWalker/JM V3.0をインストールした場合、サービス“Systemwalker ACL Manager”が動作しなくなります。

  このような場合は、Systemwalker Centric Managerのサーバを再インストール(アップグレードインストール)してください。

• MpWalker/JM V3.0またはSystemWalker/OperationMGR V4.0のインストールについて

  Systemwalker Centric Manager V12.0L10をインストールした後、MpWalker/JM V3.0またはSystemWalker/OperationMGR V4.0のサーバ機能をインストールした場合、インストール完了後にセキュリティの資源をV12.0L10に移行する作業が必要となります。

  以下の手順で移行作業を行ってください。

  1. mkbat_oldコマンドを実行して、移行用バッチファイルを作成します。本コマンドは、Administratorsグループに所属するユーザで実行してください。mkbat_oldコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
  2. 作成したバッチファイルを実行し、セキュリティの資源を移行します。
• アクセス権の変更に失敗した場合

  インストールや環境作成中にアクセス権の変更に失敗した場合は、インストール処理終了後に“アクセス権の変更に失敗しました。”と表示されます。その場合は、以下のコマンドを起動してアクセス権の変更を行ってください。

  Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\bin\mpsetsec.exe /c

• Systemwalker Centric Managerを利用するユーザアカウントについて

  Systemwalker Centric Managerを利用するユーザに対しては利用者のアクセス権(利用者のロール)を正しく設定する必要があります。

  ユーザをロールに登録する方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

• Systemwalker Centric Managerインストール時に“SNMPサービスをインストールしていない”と警告メッセージが表示された場合

  Windows NT系にシステム性能収集エージェントをインストールし、“SNMPサービスをインストールしていない”と警告メッセージが表示された場合は、インストール後に次の作業を行ってください。

  1. SNMPサービスをインストールします。
  2. サービスパックを適用している場合は、再度サービスパックを適用します。
  3. 以下のコマンドを実行します。

     Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpTrfExA\bin\setupexa.exe -i

• 性能監視システム性能収集エージェントの再セットアップについて

  Systemwalker Centric Managerをインストールした後に、SNMPエージェントをインストールまたはWindows NT系のサービスパックを適用する場合は、以下の手順で行ってください。

  1. 以下のコマンドを実行します。

     Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpTrfExA\bin\setupexa -u

  2. SNMPサービスをインストールします。
  3. サービスパックを適用します。
  4. 以下のコマンドを実行します。

     Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpTrfExA\bin\setupexa -i

• SNMPトラップポートを利用するアプリケーションとの共存について

  Systemwalker Centric ManagerはSNMPトラップポートを使用します。したがってSNMPトラップポートを利用する他社アプリケーションと同一コンピュータ上で動作させる場合、Microsoft SNMP Trap Serviceを利用してください。
  mpmstsコマンドを実行することでMicrosoft SNMP Trap Serviceを利用する設定を行うことができます。コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照願います。