SafeCLUSTER/HA for Oracle導入運用ガイド |
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HAOracleの注意事項について説明します。
ノード内での重複(同一のORACLE_SID)した指定はできません。
ASCIIの英大文字、英小文字、数字、ハイフン(-)、アンダーライン(_)、ピリオド(.)、スラッシュ(/)、コロン(:)だけからなる文字列で、先頭の文字はASCIIの英大文字、英小文字、または数字のみ指定できます。
Oracleは、Network環境定義の設定を以下のファイルで行いますが、HAOracle環境で使用する場合には、Oracleのホスト名及びIPアドレスの設定に関連する項目は、
すべて引き継ぎ対象となる論理IPアドレス(例:11.222.33.44)あるいは
%SystemRoot%\system32\drivers\etc\hosts等で定義した論理IPアドレスに対応するホスト名を指定しなければなりません。
サーバ環境
Oracle8の場合は、%ORACLE_HOME%\net80\admin\環境下の拡張子が“.ora”であるファイル
Oracle8iの場合は、%ORACLE_HOME%\network\admin\環境下の拡張子が“.ora”であるファイル
クライアント環境
tnsnames.ora
物理IPまたは、物理IPに対応するホスト名を記述した場合には、ノード切り替え時に接続エラーとなります。
Oracle関連の資産については、共用ディスクに配置することが前提となりますが、Oracleのクラッシュ等によりリカバリ(REDOログファイルの適用)が必要な場合に使用するアーカイブログについては、ファイルサイズを考慮してローカルディスクへの配置を可能とします。
その場合、クラッシュ等によりOracleのリカバリが発生した場合には、両系のノードにあるOracleアーカイブファイルを集結してリカバリ作業を開始することが前提となります。
Oracleの異常監視機能は、Oracleから返却されるエラーに依存しているため、Oracleから返却されたエラーに誤りがある場合は正しく監視できない場合があります。また、エラーが返却されないような異常については、監視できません。
対処方法1:
InterMedia Text用表領域をLocalに作成後、共有DISK上に移動します。
[手順]
1) DatabaseをShutdownします。
2) Datafileを共有DISK上に移動します。
3) Startup Mountします。
4) 以下のSQLを使用して、Datafileの位置を変更します。
Alter database rename file '<移動元>' to '<移動先>';
対処方法2:
Database Configuration Assistantの実行結果をファイルに保存し、該当表領域の位置を変更してから実行します。
表領域の作成は、<SID>drsys.sql内で実行されますので、該当部分のパス指定を変更します。
対処方法3:
InterMedia Text用の表領域を作成せずにDatabase Configuration Assistantを実行した後
に、手動でInterMedia Textの環境を構築します。
環境構築方法の詳細は、「Oracle8i Enterprise Edition リリース 8.1.5 for Windows NT スタートガイド」を参照してください。
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