SafeCLUSTER/HA for Oracle導入運用ガイド
|
目次

|
第3章 運用
3.1 運用
クラスタシステムにおける運用において、特殊なオペレーションは不要です。ただし、待機ノードでは、Oracleが提供するインスタンス機能を使用することはできません。
- 立ち上げ時には、運用ノード側では、Oracle資源の活性化やサービスの起動が行われ、業務が開始されます。待機ノード側では、運用ノードの異常発生(システムダウン等)に備えて、Oracleを未起動状態にして待機させておきます。
- 停止時には、運用ノード側では、Oracle資源の非活性化や、サービスの停止処理が実行されます。待機ノード側では、特に処理はありません。
- 切り替え時には、運用ノードの異常発生(システムダウン等)をきっかけに、待機ノードのOracle資源の活性化や、サービスの起動が行われ、クライアントシステムから再接続可能な状態になります。本処理により、運用ノードで実行していた業務を待機ノードへ引継ぎます。
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2000