Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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Access Control List(アクセス制御リスト)マネージャの略称です。ジョブスケジューラのプロジェクトに対するアクセス制御を行うサービス/デーモンです。
GLOVIA-Cで作成されるジョブです。
GLOVIA-Cで作成されるCORBA(Common Object Request Broker Architecture)準拠のオブジェクトです。
ジョブ実行制御が提供するJCL(業務手続き言語)によって作成したファイルのことです。拡張子が「JCL」で、ジョブ実行制御機能を使用してジョブとして実行できます。
拡張ユーザ管理機能により、Systemwalker Operation Manager上で登録、管理されるユーザのことです。
OS上で登録、管理されるユーザのことです。拡張ユーザ管理機能の、Operation Managerユーザに対応する用語です。
サーバの電源を投入する日や日変わり時刻を定義したカレンダのことです。SYSTEM_CALENDARでは原則として、サーバの電源を投入する日を平日、サーバの電源を投入しない日を休日として扱います。SYSTEM_CALENDARの平日/休日のパターンをサービス・アプリケーション起動機能、ジョブスケジューラ機能およびイベント監視機能で参照して、処理を切りわけることもできます。
Tcl/TkをSystemwalker向けに機能拡張したスクリプト言語です。Centric Manager用とOperation Manager用があり、それぞれで拡張された機能は異なりますが基本的な文法は同じです。
Systemwalkerと他社製品との連携を保証する連携製品の認定制度です。当社が定めた基準でSystemwalkerとの連携を相互に検証し、動作確認した製品を認定しています。
カリフォルニア大学、Sun Microsystems,Inc.、Scriptics社他が作成して無料で配付しているスクリプト言語です。Systemwalkerスクリプトのベースとして使用されています。Tcl/Tkは、Tool command language/Tool kitの略称です。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。実行待ちのアクションの実行優先順位の変更や削除などの操作を行う機能です。アクションの操作は、[アクション管理]ウィンドウで行います。
JCL機能で利用できます。ファイル名にアクセス名を付加し、JCLから起動されるアプリケーションにおいて、アクセス名をキーとしてファイルを扱うことが可能です。アクセス名は実際には同名の環境変数が定義され、環境変数の値としてファイル名が設定されます。
起動するアプリケーションとその順序を指定した情報です。
ジョブの結果を一つのジョブとしてまとめて出力するように指定したジョブのことです。
電源制御スケジュールを一つのノードで管理し、このスケジュールに従って複数ノードに対して電源投入および切断を行う電源制御機能のことです。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。監視中のイベントが発生すると、自動的にアクションを実行する機能です。監視するイベントおよび実行するアクションは、[イベント監視の条件定義]ウィンドウで定義します。
ジョブネットの階層化において、別のジョブネットをジョブとして登録しているジョブネットのことです。
オンラインで処理される業務のことです。処理要求が発生すると即座に処理が行われ、処理結果が出力されます。
Interstageのワークユニットで、オンライン業務を運用させるのに必要な実行環境を提供し、オンライン業務を扱うことができます。
Systemwalker Operation Manager上にユーザを登録し、管理する機能です。Systemwalker Operation Manager上に登録したユーザを有効にするか無効にするかの切り替えにより、Systemwalker Operation Manager上に登録したユーザがSystemwalker Operation Managerの各機能を利用するか、OS上で登録したユーザが利用するかを選択できます。
現実のコンピュータとは異なった、ジョブスケジューラの使用する時間のことです。テストモード運用時に使用します。
実行されたジョブの実行開始日時や実行終了状態などの稼働情報のことです。稼働実績情報は、CSV形式でファイルに保存されます。
平日(運用日)/休日などの運用情報を定義する定義体のことです。カレンダ情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[カレンダ]を選択して定義します。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。 平日(運用日)/休日などの運用情報を定義します。定義した情報を以下の機能で参照させることにより、いろいろなパターンでシステムを運用することができます。
カレンダ情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[カレンダ]を選択して設定します。
複数サーバ監視を行うときに、監視対象となるサーバおよびサーバグループのツリー構成のことです。“監視ホストツリー”と呼ぶ場合もあります。
ジョブスケジューラ機能の用語です。“疑似正常”とは以下の状態のことをいいます。
終了コードが1以上、終了コード上限値以下のジョブの終了状態を指して“疑似正常”といいます。ただし、[終了コードに関わらず正常]が設定されているジョブは、上記の条件に合致しても正常終了となります。
ジョブネットを構成するジョブの状態が、疑似正常だけか、または疑似正常と正常終了が混在するときに“疑似正常”といいます。
グループを構成するジョブネットの状態が、疑似正常だけか、または疑似正常と正常終了が混在するときに“疑似正常”といいます。
[ジョブネット起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常状態を有効にしていない場合、疑似正常は正常終了として状態表示されることに注意してください。
ジョブスケジューラに登録されたジョブネットを起動する日です。
ジョブネットの起動日パターン(一年分)を、雛形として登録しておきます。
ジョブ実行制御の運用開始のパターンのことです。起動モードには、初期化モード/継続モード/リカバリモードの3つがあります。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。キュー単位でジョブを制御します。
カレンダに休日として定義した日に、デフォルトとして自動的に設定されるサービス/アプリケーションの運用スケジュール(起動順序)のことです。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに表示されるウィンドウの1つです。Systemwalker Operation Managerで利用できる機能、および各機能ごとに利用できる業務がツリー表示されます。このウィンドウで利用する機能(業務)を選択します。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。業務システムにおいて、データやジョブを連携させる運用を支援するもので、業務システムの構築を簡素化します。
ジョブスケジューラでは、いくつかのジョブネットをまとめて管理することができます。このひとまとまりのジョブネットをグループと呼びます。
ジョブ実行制御機能の起動モードの1つです。継続モードで起動すると、初期化ファイルの内容を読み込みません。前回までの運用環境を継続して運用が開始されます。
ジョブネットの階層化において、親ジョブネットにジョブとして登録されているジョブネットのことです。
コマンドアシスタントを利用すると、[ジョブ実行制御]属性の場合に登録/変更するジョブのプロパティとして、各ジョブアイコンに対応した [登録/監視−ジョブ]ウィンドウ−[基本情報]シートが表示されるようになります。コマンドアシスタントを利用しない場合は、すべて“コマンド実行”のプロパティが表示されます。
コマンドアシスタントの利用は、[グループまたはジョブネットの新規作成/変更/リカバリ変更/監視]の[表示]メニューより指定できます。
サーバがクローズ時間に達した時のサーバの停止方法のことです。電源制御機能で定義します。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。サーバの電源投入時に、あらかじめ定義した順序でサービスやアプリケーションを起動する機能です。この機能を使用すると、業務環境の構築を自動的に行うことができます。サービスやアプリケーションの起動順序は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[サービス・アプリケーション起動]を選択して設定します。
起動するサービスとその順序を指定した情報のことです。
稼働実績情報のうち、サービス/デーモンの稼働情報に関するレコードです。
ジョブネットを再起動する場合に、このジョブから再起動することを指定する項目名です。
ある作業を行うために必要な一連のコマンド列から成るファイルです。ジョブスケジューラ機能やジョブ実行制御機能を使用してジョブとして実行できます。
キュー単位で、ジョブを実行できる時間を制限します。[キューの作成/編集]ウィンドウを使って定義した内容(ジョブの実行可能数/優先順位/実行時間など)にしたがって、ジョブを管理します。
ジョブとして登録されたジョブファイルが、実際に実行されるサーバです。
実行待ち状態のジョブを実行する時の優先順位です。優先順位の高いジョブから順に実行されます。
Systemwalker Operation Managerを導入しているサーバ全体のジョブ実行環境およびジョブの管理に必要なキューの属性を定義したファイルです。[運用情報の定義]ウィンドウや[キューの作成/編集]ウィンドウを利用して初期化ファイルを定義できます。ジョブ実行制御は、ジョブ実行制御サービス/デーモンを起動するときに、起動モードにしたがって初期化ファイルを読み込み、動作環境を初期化します。
ジョブ実行制御機能の起動モードの1つです。初期化モードで起動されると、初期化ファイルの定義内容を読み込み、キュー構成などを再構築します。したがって、前回運用時に残っていたジョブは、すべて消去されます。
ジョブ実行制御にジョブファイルの実行処理を依頼する際、その処理単位をジョブと呼びます。スケジュールジョブの場合は、ジョブネットを構成する一つ一つのバッチファイル【Windows】やシェルスクリプト【UNIX】、コマンドなどのことをジョブと呼びます。
同一の資源を使用する複数のジョブが同時に実行しないようにすることです。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。ジョブ実行制御機能は、ジョブ制御機能とキュー制御機能の2つに大別されます。ジョブ制御機能は、ジョブ単位で制御する機能です。キュー制御機能は、キュー単位でジョブを制御する機能です。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。システム全体の業務について、スケジュールから監視・制御までの操作を簡素化します。ジョブ自動実行、ジョブ監視・操作、ジョブ履歴表示の機能があります。
JCLを構成する処理手続きの最小単位をジョブステップと呼びます。JCLは、1つまたは複数のジョブステップから構成され、1つのジョブとして処理されます。
ジョブスケジューラが管理する、関連あるジョブの集合体です。
ジョブネットの中に、別のジョブネットをジョブとして登録することです。
ジョブ実行時のCPU時間配分について、レベルを指定します。
【Windows版の場合】
実行優先度が高いほどCPU時間の配分が多くなり、優先的に実行されます。
【UNIX版の場合】
レベルは、ナイス値に相当します。
ジョブの開始から終了までを予測した時間です。ジョブを登録する時に定義します。
実行予測時間を超えてもジョブが終了しない場合に、通知メッセージをイベントログ(Windows版の場合)/SYSLOG(UNIX版の場合)に出力することができます。
【Windows版の場合】
バッチファイル、実行プログラム、およびJCLを総称してジョブファイルと呼びます。
【UNIX版の場合】
シェルスクリプトファイル、実行プログラム、およびJCLを総称してジョブファイルと呼びます。
ジョブ実行制御が制御するデマンドジョブを格納します。
目的に合わせた(例えば、拡張子別など)デマンドジョブをまとめて登録する(1個のデマンドジョブを登録することも可能)ことにより、管理しやすくなります。
ジョブネットおよびジョブの実行順序を定義したデータの総称です。
デマンドジョブとジョブ実行制御属性のスケジュールジョブの履歴の一覧です。
jobstart制御文のjoblstオペランドに(1)を指定すると出力されます。ネットワークジョブを使用している場合に出力すると便利です。
稼働実績情報のうち、ジョブの稼働情報に関するレコードです。
ジョブのスケジュール情報ファイルが存在し、ジョブのスケジュールを管理するサーバです。
実行を自動化するジョブで、ジョブスケジューラが管理するジョブです。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。スケジュール分散機能を有効にするコマンドを投入することによって利用可能になります。スケジュール分散機能を利用すると、スケジュールを運用日ごとに作成・管理できます。運用日ごとに作成されたスケジュールを複数のサーバに配付して利用することも可能です。スケジュール分散機能については、“Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能 説明書”で詳細に説明しています。
Windows(R)の起動時に、自動的に実行するように登録されたプログラムのことです。登録はWindows(R)で行います。
稼働実績情報のうち、ジョブステップ(JCL利用時)の稼働情報に関するレコードです。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの上部に表示されるコンボボックスです。Systemwalker Operation Managerで監視対象としているサーバが表示されます。このコンボボックスより監視・操作を行うサーバを選択します。
階層化されているジョブネットにおいて、ジョブネットの階層の深さを表します。どのジョブネットにも登録されておらず、別のジョブネットをジョブとして登録しているジョブネットが第1階層のジョブネットです。第1階層のジョブネットにジョブとして登録されているジョブネットが第2階層のジョブネットです。順に第5階層のジョブネットまで登録できます。
バックアップ先およびコピー先のことです。
複数サブシステム運用時に、ジョブのスケジューリングに使う時間を、Systemwalker Operation Managerサーバの導入されているコンピュータとずらした仮想時間のもとで、未来のスケジュールを事前にテスト運用できる機能です。
スケジュールしないで、必要時に単独で投入するジョブです。
サーバの電源を自動的に投入・切断するための、日付と時間が指定された情報のことです。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。電源制御機能を使用すると、サーバの電源投入/切断やリブート処理を自動的に行うことができます。電源制御のための情報は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[SYSTEM_CALENDAR]を選択して設定します。
実行中、実行待ちなどの状態にあるジョブも含めた、そのキューが処理できるジョブの総数です。
Systemwalkerの導入およびセットアップ作業における管理者の作業負荷を軽減するために、各サーバおよびクライアントへのインストール作業を、サイレントで行う機能です。
スケジュールサーバとは別のサーバで実行されているジョブです。
先行ジョブの終了コードによってジョブの起動条件を切り分けていた場合に、先行ジョブの終了コードが起動条件に該当せずに実行されなかったジョブの状態のことです。
業務連携で使用する、ユーザ名とパスワードを管理するファイルのことです。業務連携で処理先のファイルにアクセスするためのユーザに対するパスワードを、あらかじめパスワード管理簿として作成しておきます。
Systemwalker Operation Managerの1機能です。ARCserveまたはARCserveITの機能をジョブ実行制御およびジョブスケジューラから実行することができます。
拡張子が「BAT」または「CMD」のファイルです。ジョブ実行制御を使用してジョブとして実行できます。
日付が更新される時刻のことです。一般には0時に日付が変わりますが、Systemwalker Operation Managerでは日付が変わる時刻を任意に設定することができます。設定した時刻から24時間が1日の単位となります。日変わり時刻は、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウのカレンダ機能で[SYSTEM_CALENDAR]を選択して設定します。
毎日または休日以外の日にデフォルトとして自動的に設定されるサービス/アプリケーションの運用スケジュール(起動順序)のことです。
出力ファイルをアプリケーションの入力とし、そのアプリケーションでフォーマットして印刷することができます。転送先のアプリケーションのことを“フィルタ”といいます。
複数サーバ監視クライアントより、複数のサーバ上で動作するジョブスケジューラサービス/デーモンを監視することです。複数システム監視と呼ぶ場合もあります。
1つのサーバ上でサブシステム(ジョブスケジューラおよびジョブ実行制御)を複数動作させる運用です。
業務内容で分類した、ジョブスケジューラ配下のジョブネット/グループの集まりです。
ジョブを固定のサーバで実行せず、指定した複数のサーバのうち負荷が低いサーバに、自動的にジョブを分散して実行する機能です。分散実行機能は、Systemwalker OperationMGR V10.0L21以前のバージョンでWindows版のみに提供されていた“負荷分散機能”が拡張された機能です。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに表示されるウィンドウの1つです。業務選択ウィンドウでの選択に従って、各機能の画面が表示されます。
ジョブネットが起動する条件として、特定のイベントに対して対応づけられた文字列のことです。
ユーザが作成した実行プログラムです。
Windows(R) 2000で導入されたユーザ表現方法で、“ユーザ名@DNS名”で表現されます。
ジョブ実行制御機能の起動モードの一つです。ジョブ実行制御サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の停止処理が、システムダウンや電源断などの理由により正常に実施されなかった場合に、次回のジョブ実行制御機能の起動モードが自動的にリカバリモードとなります。
リカバリモードで起動されると、デマンドジョブのうち、サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の停止タイミングで、実行中かつ-nrオプションが指定されていなかったジョブが、ジョブ実行制御サービス【Windows】/デーモン【UNIX】の再起動とともに、自動的に起動されます。
【Windows版の場合】
ジョブが実行時に使用する資源(ファイルやデータベースなど)を指します。ジョブネットへのジョブ登録時、デマンドジョブ投入時、およびJCL(業務手続き言語)作成時において、排他属性を設定することができます。
【UNIX版の場合】
ジョブを同時に実行させたくない場合(例えば、データベースやファイルなどの同時使用を回避したい場合)に、ジョブに対して仮想のリソースを定義することができます。Systemwalker Operation Managerでは、この仮想リソースのことをリソースと呼びます。
リソースには任意の名前を付けることができ、同じリソースが定義されたジョブは、排他属性に従って排他制御されます。
スケジュールサーバで実行されているジョブです。
業務連携で使用する、パスワード管理簿ファイルを管理する名前のことです。システムに登録されているグループ名を使用します。
イベント監視機能の1機能です。監視対象としたロギングファイルにテキストが追加された場合にイベント発生とみなす機能です。監視イベントとしてログファイル監視を選択すると、イベントログを出力していない製品についても、独自のテキストログファイルなどに異常事象をロギングしていれば監視できるようになります。
同じ運用形態で動作するアプリケーションをまとめた実行環境の枠組のことで、起動/停止の同一グループや使用する資源を共用するような運用の単位です。この運用形態であるワークユニットの起動により、アプリケーションを動作させることができます。
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