Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 運用例> 4.3 設定方法

4.3.3 電源の投入/切断時刻をスケジュールする

“カレンダを設定する”で設定したSYSTEM_CALENDARの運用日(休日以外)に対して、電源の投入/切断時刻を設定します。ここで設定されたスケジュールに沿って、自動的にサーバの電源投入/切断が行われます。

設定する項目のワークシートを以下に示します。

■電源制御の投入/切断スケジュール

電源制御ボックス

使用(PowerMANagement for Windows(富士通製))

電源スケジュール(標準)

8:30〜21:00(月曜から金曜まで)

電源スケジュール(パターン1)

8:30〜20:00(長期休暇前日のみ)

また、終了監視オプションを利用し、サーバ停止時の制御を以下のように行います。

■終了監視オプション

運用終了時のユーザ通知

通知有り

終了の条件

接続ユーザなし

終了時刻経過後のオペレータへの通知
(条件を満たせず終了待ちの場合)

通知有り
(終了予定時刻より3分経過後に通知)

通知手段

メール(通知先:operator@eigyo.fj.com)

アプリ停止までの終了監視の待ち時間

15分

以下に手順を示します。

  1. 電源制御の選択・電源制御パターンの設定

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウでSYSTEM_CALENDARを選択し、[オプション]メニューの[電源制御スケジュール]を選択します。

    表示された[電源制御スケジュール]ダイアログボックスで、使用する電源制御ソフトウェアを選択します。この例では、[Power MANagement for Windows または PMAN/L(富士通製)]をチェックします。

    次に、[電源制御パターン]で運用日の電源投入/切断時刻を設定します。まず、運用日のスケジュールとなる“標準”パターンを設定します。電源制御パターンのリストより“標準”を選択し、[パターンの設定]ボタンをクリックします。

    [電源制御パターン]ダイアログボックスが表示されます。

    [運転]ボタンを選択した状態で、[運転時刻]タイムチャート上を左マウスドラッグして時刻を設定します。

    月曜から金曜までは、朝8時30分に電源を投入し、夜21時に電源を切断するように設定します。[OK]ボタンをクリックすると、“標準”パターンの設定が終了し、[電源制御スケジュール]ダイアログボックスに戻ります。

    次に、“パターン1”を設定します。

    まず、[電源制御パターン]リストより、既に設定済みの“標準”以外の色を選択します。選択後、[パターンの設定]ボタンをクリックします。

    [電源制御パターン]ダイアログボックスが表示されます。

    [パターン名]に“パターン1”を入力します。[運転時刻]タイムチャートに8時30分から20時までを運転時刻として設定します。

    設定が完了したら、[OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを終了します。

    [電源制御スケジュール]ダイアログボックスに戻ると、[電源制御パターン]リストに“パターン1”が表示されるようになります。

    設定が完了したら[OK]ボタンでダイアログボックスを終了します。

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに戻ると、新たに追加した“パターン1”がカレンダの下に表示されます。

  2. “パターン1”を個別に設定する

    運用日はすべて“標準”パターンのスケジュールで電源の投入/切断が行われます。“パターン1”で運用したい日については、個別に変更する必要があります。

    ここでは、12月27日に“パターン1”を設定します。

    “パターン1”に変更したい日付の上で左クリックします。日付が選択状態になったら、右クリックでポップアップメニューを表示させます。[運用日(パターン1)]を選択します。

    変更した日のカレンダの色が変わります。

  3. 終了監視オプションの設定

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[オプション]メニューより[電源制御スケジュール]を選択し、[電源制御スケジュール]ダイアログボックスを表示します。

    [終了監視]シートを選択し、[終了監視]をチェックします。

    次に[詳細設定]ボタンをクリックして[終了監視]ダイアログボックスを表示させます。

    [終了監視]ダイアログボックスでは、以下の設定を行います。

    オペレータへの通知手段に[メール]を指定した場合、通知先の設定が必要となります。[詳細定義]ボタンをクリックして、[メールの通知先定義]ダイアログボックスを表示します。

    [E-Mail]をチェックし、[メールアドレス]に通知先のアドレス“operator@eigyo.fj.com”を指定します。

    上記の設定が完了したら、[メールの通知先定義]ダイアログボックス、[終了監視]ダイアログボックスおよび[電源制御スケジュール]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックして終了します。

  4. カレンダの保存

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの[ファイル]メニューより[保存]を選択します。

    [カレンダの保存]ダイアログボックスが表示されるので、ここで[上書き保存]を選択します。

    以上で、電源制御用のSYSTEM_CALENDARの設定は終了です。


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