Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 運用方法> 2.9 Systemwalkerスクリプト

2.9.2 基本的な運用について

Systemwalkerスクリプトの基本的な運用の流れを下図に示します。

     スクリプトを作成する
         ↓
    動作確認とデバッグをする
         ↓
Systemwalker Operation Managerでジョブ運用する

■スクリプトを作成す

スクリプトを作成します。

Systemwalkerスクリプトの文法に従ってメモ帳やvi等のテキストエディタでスクリプトを作成し、“swt”という拡張子をつけて保存します。このとき、作成するスクリプト内の要所にデバッグ用のトレース拡張コマンドの呼び出しを入れてください。トレース拡張コマンドの呼び出しは、すべてのルートに入れることを推奨します。

スクリプトの作成にあたっては、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

■動作確認とデバッグをす

作成したスクリプトをswotclshコマンド(スクリプト実行コマンド)で単体実行させます。作成時に作り込んだトレース拡張コマンドによりトレースファイルに情報が出力されるため、期待通りに動作したかどうかの確認と修正をします。

■Systemwalker Operation Managerでジョブ運用す

SystemwalkerスクリプトをSystemwalker Operation Managerのジョブとして運用します。

Systemwalkerスクリプトは、バッチファイルやJCL等と同様に、スケジュールジョブ、およびデマンドジョブとして利用できます。

スケジュールジョブとして利用する場
Systemwalkerスクリプトをジョブネット内のジョブとして登録し、運用します。この際、ジョブネットの属性をジョブ実行制御属性とする必要があります。他の属性のジョブネット内でSystemwalkerスクリプトを利用することはできません。

ジョブとして登録した後の運用・操作は、Systemwalker Operation Managerの他のジョブ実行制御属性のジョブと同じです。ジョブネットの定義方法、監視方法などSystemwalker Operation Managerの操作の詳細は、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”および“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

デマンドジョブとして利用する場
Systemwalkerスクリプトをデマンドジョブとして投入できます。バッチファイルやJCLと同様に、ジョブフォルダに登録して利用することもできます。

デマンドジョブの投入方法などは、バッチファイルやJCL等と同じです。詳細は、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”および“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”を参照してください。


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