Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -

1.3.4.4 バックアップ連携【Windows】

バックアップ連携は、ARCserve(データを自動バックアップするプログラムです)の機能を、コマンドを使って利用できるようにする機能です。

バックアップ連携を使ってできる処理内容の概要を以下に示します。

• ジョブスクリプトを実行する
• データをバックアップする
• バックアップしたデータをリストアする
• ファイル/ディレクトリをコピーする
• バックアップ対象テープの内容を出力する
• ジョブスクリプトの処理内容を出力する

   

バックアップ連携を使用する場合、ARCserveは必須です。ARCserveを直接利用することもできますが、バックアップ連携を使った場合、以下の点で、利用者の作業が簡素化されます。

• コマンドを実行することによりARCserveの機能を利用できるので、ARCserveを直接使用する場合の複雑な設定・操作が不要です。
• バックアップ用のジョブスクリプトを任意のサーバ上で利用することができます。

なお、バックアップ連携コマンドをジョブスケジューラに登録して、ARCserveのジョブスクリプトに従って自動的に処理させるのが、バックアップ連携の基本的な運用形態です。

Systemwalker Operation Managerでの、バックアップ連携の運用イメージを以下に示します。

■運用イメージ