Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第12章 JCL(業務手続き言語) | > 12.2 ジョブ全体に関する制御文 |
file [ファイル名],ac(アクセス名) |
ジョブ全体で使用するファイル情報を指定します。
サブオペランドは必ず1つ以上指定してください。サブオペランドの指定値には、Windowsのプリントマネージャで許されている値を指定します。
prtオペランドがあるとfile文に指定したファイルが印刷されます。
実行プログラムまたはバッチファイルで使用する入力ファイル/出力ファイルのファイル名を指定します。
指定したファイル名は、アクセス名と同名の環境変数に設定されます。exec制御文に指定した実行プログラムまたはバッチファイルは、環境変数からファイル名を取得できます。
本オペランドは、prtオペランドを指定した場合のみ省略できます。
本オペランドを省略した場合、ジョブ実行制御は、作業用一時ファイルを生成します。作業用一時ファイルには、システムで一意なファイル名が設定されます。なお、この作業用一時ファイルは、ファイル内容がプリンタに出力された後、ジョブがキューから削除される時に削除されます。
任意のアクセス名を指定します。指定したアクセス名と同名の環境変数にファイル名が設定されます。
アクセス名は、最大64文字まで指定できます。
ジョブの終了後、本制御文の第1引数に指定したファイルの内容がプリンタに出力されます。ただし、出力できる内容は、テキストファイルのみです。
プリンタ名を指定した場合は、指定したプリンタへ出力されます。指定するプリンタ名は以下の条件を満たしている必要があります。
プリンタ名は本名の他にジョブ実行制御の[運用情報の定義]ウィンドウの[印刷形式]シートで定義した別名も指定することができます。
(*)を指定した場合は、jobstart文のprtオペランドで指定したプリンタに出力されます。
また、本オペランドを指定した場合は、ファイル名を省略することができます。詳細は、ファイル名の説明を参照してください。
なお、ファイル名とprtオペランドを共に指定した場合は、ファイルとして保存し、プリンタへも出力します。
印刷形式に関する属性を指定します。
印刷形式に関する属性を指定した場合、以下のように印刷形式が決定されます。
[運用情報の定義]ウィンドウの[印刷形式]シートに定義した印刷形式と本オペランドのprtオペランドで指定した印刷形式がマージされて印刷されます。
本オペランドで指定した印刷形式で印刷されます。
本オペランドを省略した場合は、以下のように印刷形式が決定されます。
[運用情報の定義]ウィンドウの[印刷形式]シートで定義した印刷形式で印刷されます。
プリンタのデフォルト(Windowsでの定義)で印刷されます。
フォント名を指定します。
本オペランドを省略した場合は、初期化パラメタ“prt”で指定したフォント名が有効となります。
フォントサイズを指定します。単位は“ポイント”です。
本オペランドを省略した場合は、初期化パラメタ“prt”で指定したフォントサイズが有効となります。
印刷方向を指定します。縦に印刷する場合はport、横に印刷する場合はlandを指定します。
本オペランドを省略した場合は、初期化パラメタ“prt”で指定した印刷方向が有効となります。
用紙サイズを指定します。
本オペランドを省略した場合は、初期化パラメタ“prt”で指定した用紙サイズが有効となります。
以下の記述例では、ファイル“d:\result\data1”をアクセス名“out1”という名前で割り当て(ジョブプロセスからは、“out1”という名前の環境変数を参照することで、ファイル名を獲得することができます)、ジョブ終了後“prt1”に出力することを指定しています。また、出力属性として、フォント名は「system」、フォントサイズは「10ポイント」、印刷方向は「縦」を指定しています。
file d:\result\data1,ac(out1),prt(prt1), |
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