Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 ジョブ実行制御コマンド> 3.1 システム管理者向けコマンド

3.1.10 mjdjalt 分散実行の設定変更コマンド

■記述形式

mjdjalt [-sys サブシステム番号] hostgroup-name host-name parameter
            (注)

注)“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能説明

運用中に分散実行の設定を変更するコマンドです。

■オプション

[EE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■オペランド

hostgroup-name

設定を変更したいホストグループ名を指定します。

host-name

設定を変更したい分散先ホスト名を指定します。

parameter

変更するホストの属性とその値を指定します。指定可能な属性とその値の範囲は以下のとおりです。

maxexec

ホストに設定するジョブの多重度(同時実行可能数)を表します。範囲は1〜99です。

変更した多重度が、実行中のジョブ数より小さい値の場合、一時的に実行中のジョブ数が多重度を超えた状態となりますが、実行中のジョブが終了するにつれて、変更した多重度で制限されるようになります。

ジョブの多重度を3とする場合の指定を以下に示します。

maxexec=3

■復帰値

0:

コマンド処理が正常に終了しました。

0以外:

コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。

■コマンド格納場所

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin

■使用例

ホストグループ“djgroup”のホスト“djhost1”に設定されたジョブの多重度を3に変更する例を、以下に示します。

C:\>mjdjalt djgroup djhost1 maxexec=3
hostgroup = djgroup
 hostname = djhost0
  maxexec = 20 state = ACT  run = 2
 hostname = djhost1
  maxexec = 3  state = ACT  run = 0
 hostname = djhost2
  maxexec = 5  state = ACT  run = 0

■注意事項


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