Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第3章 ジョブ実行制御コマンド | > 3.1 システム管理者向けコマンド |
qjalter [-sys サブシステム番号] -dp dispatch-priority job |
注)“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
qjalterは、ジョブの属性を変更するコマンドです。
以下の属性を変更することができます。
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
ジョブから起動されるプログラムのスレッドの優先順位を0〜4の整数で指定します。値が大きいほどスレッドの優先順位が高くなります。本オプションは、run状態、またはoph状態のジョブに使用することはできません。
ジョブのキュー内の優先順位を0〜63の整数で指定します。優先順位は0が最も低く、63が最も高くなります。本オプションは、run状態、またはoph状態のジョブに使用することはできません。
属性を変更するジョブを指定します。
ジョブは以下の形式で指定します。
job-name(jobno.hostname) |
job-nameは、ジョブ投入時に指定するジョブ名です。
jobnoは、ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号です。
hostnameは、ジョブを投入したホスト名です。hostnameが省略された場合、自ホスト名が指定されたものとみなします。
jobno.hostnameは、同一ジョブ名のジョブが複数個存在しない場合は、省略可能です。
ジョブ名にワイルドカードは指定できません。
ジョブを以下のように指定した場合は、正常となります。
以下のように指定した場合は、エラーとなります。
0: |
コマンド処理が正常に終了しました。 |
0以外: |
コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。 |
このコマンドは、システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ)のみ実行できます。
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