PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第6章 メッセージ> 6.3 ファイル移行機能(cnvdbrecコマンド)

6.3.3 ログファイル出力メッセージ

ログファイル出力メッセーは、警告を必要とするレベルのメッセージで、ログファイルにのみ出力されます。また、ログファイルには“6.3.2 異常終了メッセージ”に記載されたメッセージも出力されます。

■出力例

ログファイルの出力例を以下に示します。


 

ODBCAPI関数で、警告レベルのエラーを検出しました。<ODBCAPI関数エラー情報>

メッセージ種別

警告

意味

ODBCAPI関数で処理の続行には問題ない警告レベルのエラーが検出されました。

■注意事項

ODBCAPI関数のエラー情報について出力形式を以下に示します。

"ODBCAPI関数で警告レベルのエラーを検出しました。"のメッセージはODBCAPI関数でSQL_SUCCESS_WITH_INFOが発生し、かつCODE:5701とCODE:5703以外のエラーが発生した場合に出力されます。

出力されるメッセージ本文、メッセージ種別(警告か異常終了か)と意味について、以下に示します。


 

桁落ちが発生する可能性があります。
[項目名:レコード件数:]

メッセージ種別

警告

意味

移行元と移行先の項目サイズが異なるためデータの桁落ちが発生する恐れがあります。
[項目名:レコード件数]が指すデータで、移行元の項目定義の範囲を超えたデータが存在しているため、移行先で最上位桁の桁落ちが発生する恐れがあります。


 

メッセージ:コード変換できないデータを検出しました。データは空白が設定されました。
[項目名: レコード件数:]

メッセージ種別

警告

意味

コード変換でエラーとなったためデータには空白が設定されました。


 

レコードのコード変換で代替文字が設定されました。[項目名: レコード件数:]

メッセージ種別

警告

意味

コード変換されたデータには代替文字が設定されました。


 

数値変換できないデータを検出しました。データは0が設定されました。
[項目名: レコード件数]

メッセージ種別

警告

意味

数値変換されたデータには0が設定されました。


 

ODBC API関数で処理続行不能なエラーを検出しました。<ODBCAPI関数エラー情報>

メッセージ種別

異常終了

意味

ODBCAPI関数で処理の続行が不可能なエラーが検出されました。


 

移行元と移行先の項目数に差異があります。
[詳細情報]

メッセージ種別

異常終了

意味

移行元と移行先で項目数が異なります。


 

移行元と移行先の桁数に誤りがあります。
[詳細情報]

メッセージ種別

異常終了

意味

移行元と移行先で桁数(項目長、桁数、小数部桁数)が異なる項目があります。


 

移行元と移行先のデータ型に誤りがあります。
[詳細情報]

メッセージ種別

異常終了

意味

移行元と移行先でデータ型が異なる項目があります。


 

(領域名)領域の(項目)に誤りがあります。

メッセージ種別

異常終了

意味

PF(MPF)ファイルの"領域名"の"項目"に誤りがある。PF(MPF)ファイルが破壊されている可能性があります。


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