PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
|
目次
索引

|
3.1.4 ファイル定義体
移行できるファイル定義体を以下に示します。
- 物理ファイル定義体
- 一般ファイル定義体(順編成/索引順編成/論理宛先)
- 論理ファイル定義体(単純/マージ(単一レコード)/ジョイン(結合型))
移行したファイル定義体はFFD-Makerで操作できます。FFD-Makerの詳細は、“PowerFX V1.0 FFD-Maker説明書”を参照してください。なお、条件付論理ファイル、複数形式レコードマージ、連鎖型ジョインファイル、および直接編成ファイルは移行できません。
ファイル定義体の移行手順と作業内容を以下に示します。
■COPY句の参照先として使用する場合、PowerRW+にデータを格納する場合
PowerRW+がインストールされている場合および、COBOLソース内のCOPY句の参照先としてファイル定義体を使用する場合、ASPファイル定義体をPowerRW+形式に変換します。
図3.6 ファイル定義体の移行の流れ(PowerRW+)


- ASPのファイル定義体と、PowerRW+のファイル定義体とではサポート範囲が異なります。特に日本語データの扱いが大きく異なっています。cnvffxコマンドを使用し、エラーが発生したファイル定義体については、FFD-Makerか、ASPのFDGコマンドなどで修正し、エラー対処してください。
- ASPでは、キーを使いたい用途だけのために単純論理ファイルが多くあります。PowerRW+は、物理ファイルにもキーが定義できるため、このような論理ファイル定義体を移行する必要はありません。
ただし、この論理ファイル名に対応するCOBOLソース内のファイル名を、物理ファイル名に変更してください。
■PowePowerRDBconnector環境を生成する場合
ファイル定義体は、PowerRDBconnector環境を自動作成するために使用します。
図3.7 ファイル定義体の移行の流れ(PowerRDBconnector)


- FFD-Makerで参照できないASPのファイル定義体は、PowerRDBconnector環境作成機能では使用できません。
- PowerRDBconnectorでは、直接ファイル定義体を使用しません。
- COBOLソースのCOPY句で使用する場合には、“PowerRW+にデータを格納する場合”と同様にして、ファイル定義体をPowerRW+形式に変換してください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005