SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用ガイド V1.1L20
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目次

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第2章 環境設定
2.2 SafeCLUSTERの環境設定
以下の手順でSafeCLUSTERの環境設定を行います。
- SafeCLUSTERの設定
- 共用ディスク装置の設定
- ネットワークの設定
- リソース追加、クラスタサービス作成、動作確認
以降で、各項目について詳細を説明します。
- SafeCLUSTERの設定
SafeCLUSTERインストール後、クラスタ運用管理ビューの起動、SafeCLUSTERシステムのライセンス登録、ハード機器の設定、SafeCLUSTERシステムの初期構成設定を行います。
SafeCLUSTERのインストール方法や上記の設定方法などは“SafeCLUSTER導入運用ガイド”を参照してください。
“SafeCLUSTER導入運用ガイド”の“SafeCLUSTERシステムの初期設定”で紹介されている手順のように、SafeCLUSTERシステムの初期構成設定後にSafeCLUSTERのエージェント製品である、HAOracleのインストールおよびライセンス登録を行うことも可能ですが、本書では確認手順が明確になるように、Oracleの環境設定後にHAOracleの環境設定を行う手順を紹介します。
- 共用ディスク装置の設定
共用ディスク装置の設定を行います。
共用ディスク装置の使用種別は「切替えディスク」を選択してください。
設定方法については、“SafeCLUSTER導入運用ガイド”の“SafeCLUSTERシステムの初期導入−共用ディスク装置の環境設定”を参照してください。
- ネットワークの設定
ネットワークの設定を行います。
Oracleのクラスタ環境設定のためには、引継ぎネットワークとして、IPアドレス引継ぎの設定を行う必要があります。
ネットワークの設定については、“SafeCLUSTER導入運用ガイド”、“SafeCLUSTERシステムの初期設定”、“ネットワークの設定”を参照してください。
- リソース追加、クラスタサービス作成、動作確認
共用ディスク、IPアドレス引継ぎリソースを追加したクラスタサービスを作成します。
運用形態は「Standby」を選択します。
作成したクラスタサービスを動作させ、SafeCLUSTERが正常に動作するか確認します。
リソース追加、クラスタサービス作成、SafeCLUSTERの動作確認方法については、“SafeCLUSTER導入運用ガイド”を参照してください。
次に説明するOracleの環境設定は、このクラスタサービスが動作している状態で行います。
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