InfoDirectory SDK 使用手引書
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第2章 アプリケーション開発環境(LDAP C API)

2.6 SMEEのバージョン

 SDKのライブラリとして、ダイナミックリンクライブラリ(libidldap2.so) もしくは、スタティックリンクライブラリ(libidldap2.a) を使用し、SSL通信および証明書ベースの認証を行う場合は、SMEE3が使用されます。

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 SMEE2を使用することはできません。そのため、Solaris OEシステムで提供していたダイナミックライブラリ(libidldap.so)もしくは、スタティックライブラリ(libidldap.a)に相当するライブラリは本パッケージには同梱されておりません。libidldap.soまたはlibidldap.aを使用するアプリケーションをLinuxに移植する場合は、libidldap2.soまたはlibidldap2.aを使用してください。

※SMEE2,SMEE3については、SMEEライブラリの組合わせと利用条件の表を参照してください。

[表:SMEEライブラリの組合わせと利用条件]

組合わせ名称

必須製品

利用条件

SMEE2

利用できません。

SMEE3

  • FJSVsmee
  • FJSVsclr

UTF8形式の証明書が使用できます。
Systemwalker PkiMGRと連携する場合、およびUTF-8形式の証明書を使用してSSL通信する場合に使用します。
InfoDirectoryのデフォルトではこの組合わせで動作するようになっています。

 


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