Interstage Application Server インストールガイド −Linux−
目次 前ページ次ページ

第1章 インストール> 1.5 カスタムインストール> 1.5.1 install.shシェルによるインストール

1.5.1.1 機能選択

 インストールは、CD-ROMに含まれているインストールスクリプ(install.sh)を実行します。

 操作手順を以下に説明します。

1) インストール機能の決定

カスタムインストールでインストールする機能を決定します。以下に選択した機能名によりインストールされる機能について示します。

選択機能

インストールされる機能

インストールされるパッケージ

Webサーバ
(Interstage HTTP Server)

Webサーバ
(Interstage HTTP Server)

FJSVihs

JDK/JRE

JDK/JRE

FJSVawjdk

J2EE(Servlet Service/Interstage EJB Service)

J2EE

FJSVawjdk
FJSVejb
FJSVes
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVj2ee
FJSVjms
FJSVjs2su
FJSVjs4
FJSVsvmon
FJSVxmlpc
FJSVots

Servletサービス(Tomcat 3.1 Servlet Service)

Tomcat 3.1ベースの Servletサービス

FJSVjs2
FJSVawjdk

Interstage管理コンソール

Interstage管理コンソール

FJSV_Smee
FJSVawjdk
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVjs2su
FJSVsclr

Webサービス

SOAPサービス

FJSVsoap
FJSV_Smee
FJSVawjdk
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVj2ee
FJSVjs2su
FJSVsclr

UDDIサービス

UDDIクライアント

FJSVuddic
FJSV_Smee
FJSVawjdk
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVj2ee
FJSVjs2su
FJSVsclr
FJSVsoap

シングル・サインオン

シングル・サインオン
- リポジトリサーバ
- 認証サーバ
- 業務サーバ

FJSV_Smee
FJSVawjdk
FJSVena
FJSVidsdk
FJSVihs
FJSVirep
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVjs2su
FJSVsclr
FJSVssoac
FJSVssoaz
FJSVssocm
FJSVssosv
FJSVxmlpc

ディレクトリサービス

Smart Repository

FJSV_Smee
FJSVawjdk
FJSVena
FJSVidsdk
FJSVihs
FJSVirep
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVjs2su
FJSVsclr
FJSVxmlpc

非同期通信

イベントサービス
MessageQueueDirector

FJSVes
FJSVmqd

負荷分散

Traffic Director連携

FJSVsvag

オプションライブラリ

セキュア通信サービス
Portable-ORB
XML

FJSV_Smee
FJSVisscs
FJSVporb
FJSVsclr
FJSVxmlpc

分散トランザクション

データベース連携サービス

FJSVots

フレームワーク

フレームワーク

FJSV_Smee
FJSVapcst
FJSVawjdk
FJSVbcco
FJSVejb
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVj2ee
FJSVjs2su
FJSVjs4
FJSVsclr
FJSVwebc

ポータル機能

ポータル機能

FJSV_Smee
FJSVawjdk
FJSVejb
FJSVena
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVispw
FJSVisscs
FJSVj2ee
FJSVjs2su
FJSVjs4
FJSVsclr

サンプル

サンプル

FJSV_Smee
FJSVawjdk
FJSVejb
FJSVihs
FJSVisgui
FJSVisjmx
FJSVisscs
FJSVisspl
FJSVj2ee
FJSVjs2su
FJSVjs4
FJSVsclr

2) スーパユーザへの変更

インストールを行う場合、スーパユーザになります。


# su -<RETURN>

3) install.shシェルの実行

インストールシェルスクリプト(install.sh)を実行します。インストールシェルスクリプトはCD-ROM上のディレクトリに移動し、実行してください。

# mount /dev/デバイスファイル名 <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
# cd <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
# ./install.sh <RETURN>

install.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGに"ja_JP.eucJP"が設定されていない場合、英語表示されます。日本語表示でインストールを行う場合、環境変数LANGに"ja_JP.eucJP"を設定して、install.shを実行してください。

注意)install.sh実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。

 以下の対話処理を行ってください。

1 インストールするサーバタイプを入力してください。アプリケーションサーバ機能は1<RETURN>を入力してください。

+----------------------------------------------------------+
| Interstage Application Server Enterprise Edition V7.0L10 |
|                                                          |
|           All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2005 |
+----------------------------------------------------------+
インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: 管理サーバ機能)[1,2,q]:

2 インストール方法入力してください。カスタムインストールは2<RETURN>を入力してください。

注)すでにInterstage Application Serverのパッケージがインストール済みの状態である場合、本問い合わせメッセージは出力せず、カスタムインストールの問い合わせからはじまります。

インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:

3 機能選択は1<RETUNRN>を入力してください。

機能選択またはパッケージ選択を選択してください。(1: 機能選択, 2: パッケージ選択) [1,2,q]

4 インストールする機能の番号を“,”で区切って入力してください
(例: 1,2,3 <RETURN>)。すべての機能をインストールする場合はall <RETURN>を入力してください。
なお、既に機能を構成するパッケージがインストールされている場合、機能名の横に'*'が表示されます。

注)

・既にインストール済みの機能のみを選択を選択した場合、インストールは続行されません。
・all指定などによりインストールされていない機能のみインストールされます。

Functions:
    1 Webサーバ(Interstage HTTP Server)
    2 JDK/JRE
    3 J2EE(Servlet Service/Interstage EJB Service)
    4 Servletサービス(Tomcat 3.1 Servlet Service)
    5 Interstage管理コンソール
    6 Webサービス
    7 UDDIサービス
    8 シングル・サインオン
    9 ディレクトリサービス
   10 非同期通信
   11 負荷分散
   12 オプションライブラリ
   13 分散トランザクション
   14 フレームワーク
   15 ポータル機能
   16 サンプル
インストールする機能を選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]:

5 ObjectDirectorのサンプルをインストールするか選択します。
ObjectDirectorのサンプルファイルを使用しますか?(省略: y) [y,n,q]:
6 CORBAサービスのポート番号を設定します。
CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]:
7 インストールするJDK/JREに対する設定を行います。
JDKまたはJREを選択してください。(1: JDK, 2: JRE) (省略: 1) [1,2,q]:
JDK/JRE 1.3をインストールするか選択してください。(省略: n) [y,n,q]:
JDK/JRE 1.4をインストールするか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:
通常使用するJDK/JREのバージョンを指定してください。(1: 1.3, 2: 1.4) (省略: 2) [1,2,q]:

8 FJSVihsに対する問い合わせを行います。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]:
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:

9 Interstage管理コンソールの設定を行います。
Interstage管理コンソールのホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]:
Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:
Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: n) [y,n,q]:
Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

10 表示された情報でインストールを開始する場合はy <RETURN>を入力してください。

インストール情報:
    インストールパッケージ:
        FJSVtd FJSVisas FJSVextp FJSVod  FJSVawjdk FJSVidsdk FJSVots FJSVporb 
FJSVxmlpc FJSVuddic FJSVssosv FJSVssoac FJSVssoaz FJSVssocm FJSVirep FJSVena 
FJSVsclr FJSVsmee FJSVjs2su FJSVisscs FJSVes FJSVihs FJSVispw FJSVbcco 
FJSVwebc FJSVapcst FJSVsoap FJSVisjmx FJSVejb FJSVjms FJSVjs2 FJSVj2ee FJSVjs4
FJSVsvmon FJSVisgui FJSVisspl FJSVsvag FJSVmqd

    CORBAサービスのサンプルファイル使用有無:            使用する
    CORBAサービスのポート番号:                          8002

    Interstage管理コンソールのホスト名:                 host
    Interstage管理コンソールのポート番号:               12000
    Interstage管理コンソールのSSL使用有無:              使用しない
    Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする

    JDKまたはJRE:                                       JDK
    インストールJDK/JREバージョン:                      1.3=n 1.4=y

    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名:        host
    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号:      80

インストールを開始しますか? [y,q]:

4) システムのリブート

 インストール完了後、システムの再起動を行います。


# cd / <RETURN>
# shutdown -r now <RETURN>

5) Interstage起動

 マシン起動時にInterstageが起動されます。
 Interstageの自動起動をやめる場合には、以下のシンボリックリンクを削除してください。


/etc/rc2.d/S99startis
/etc/rc3.d/S99startis
/etc/rc4.d/S99startis
/etc/rc5.d/S99startis


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2005