Interstage Application Server インストールガイド −Linux−
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第1章 インストール> 1.4 標準インストール

1.4.1 install.shシェルによるインストール

 インストールは、CD-ROMに含まれているインストールスクリプ(install.sh)を実行します。

 操作手順を以下に説明します。

1) スーパユーザへの変更

インストールを行う場合、スーパユーザになります。

# su -<RETURN>

2) install.shシェルの実行

インストールシェルスクリプト(install.sh)を実行します。インストールシェルスクリプトはCD-ROM上のディレクトリに移動し、実行してください。

# mount /dev/デバイスファイル名 <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
# cd <CD-ROMマウントディレクトリ> <RETURN>
# ./install.sh <RETURN>

install.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGに"ja_JP.eucJP"が設定されていない場合、英語表示されます。日本語表示でインストールを行う場合、環境変数LANGに"ja_JP.eucJP"を設定して、install.shを実行してください。

注意)install.sh実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。

 以下の対話処理を行ってください。

1 インストールするサーバタイプを入力してください。アプリケーションサーバ機能は1<RETURN>を入力してください。

+----------------------------------------------------------+
| Interstage Application Server Enterprise Edition V7.0L10 |
|                                                          |
|           All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2005 |
+----------------------------------------------------------+
インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: 管理サーバ機能)[1,2,q]:
2 インストール方法入力してください。標準インストールは1<RETURN>を、
カスタムインストールは2<RETURN>を入力してください。

注)すでにInterstage Application Serverのパッケージがインストール済みの状態である場合、本問い合わせメッセージは出力さず、カスタムインストールの問い合わせからはじまります。

インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]:

3 ポート番号を入力してください。省略値を採用する場合は<RETURN>を入力してください。

CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]:

注) /etc/servicesに設定したポート番号が“odserver”以外で使用されている場合、該当のポート番号は使用できませんので、別のポート番号を指定してください。また、既に使用されているポート番号は、設定しないようにしてください。

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:
Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:

4 Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信の使用について入力してください。使用しない場合は<RETURN>を入力してください。

Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: n) [y,n,q]:

5 Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択してください。インストールする場合は<RETURN>を入力してください。

Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

インストール情報:
    インストールパッケージ:
        FJSVtd FJSVisas FJSVextp FJSVod  FJSVawjdk FJSVidsdk FJSVots FJSVporb 
FJSVxmlpc FJSVirep FJSVena FJSVsclr FJSVsmee FJSVjs2su FJSVisscs FJSVes FJSVihs 
FJSVispw FJSVbcco FJSVwebc FJSVapcst FJSVsoap FJSVisjmx FJSVejb FJSVjms FJSVj2ee 
FJSVjs4 FJSVsvmon FJSVisgui FJSVisspl
    CORBAサービスのポート番号:                          8002

    Interstage管理コンソールのポート番号:               12000
    Interstage管理コンソールのSSL使用有無:              使用しない
    Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする

    JDKまたはJRE:                                       JDK
    インストールJDK/JREバージョン:                      1.3=n 1.4=y

    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名:        host
    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号:      80

6 インストールを開始する場合はy<RETURN>を入力してください。
インストールを開始しますか? [y,q]:

3) システムのリブート

 インストール完了後、システムの再起動を行います。


# cd / <RETURN>
# shutdown -r now <RETURN>

4) Interstage起動

 マシン起動時にInterstageが起動されます。
 Interstageの自動起動をやめる場合には、以下のシンボリックリンクを削除してください。


/etc/rc2.d/S99startis
/etc/rc3.d/S99startis
/etc/rc4.d/S99startis
/etc/rc5.d/S99startis


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