Interstage Application Server 使用上の注意 -Windows(R)-
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第3章 注意事項> 3.8 Interstage シングル・サインオンの注意事項

3.8.12 フォーム認証機能を使用する場合の注意事項

 フォーム認証機能を使用するにあたり、以下の点に注意してください。

  1. 認証されていない利用者が、「保護されている画像などを含む、保護されていないWebページ」にアクセスした場合、Webページは表示されますが、Webページ内の保護された画像は表示されません。
    すべてを表示するために、Webページを構成するHTMLファイルおよび画像などが共に保護されるように保護リソースの設定を行ってください。
  2. WebページとWebページに含まれる画像が保護されている場合、認証情報の有効期限が切れるタイミングによって、Webページ内の画像が正しく表示されない場合があります。
    例えば、クライアントよりWebページにアクセスした時点では認証の有効期限内の場合で、WebブラウザがWebページに含まれる画像を読み込む時点で認証の有効期限が切れた場合、Webページは表示されますが、Webページに含まれる画像は表示されません。
    その場合には、利用者がWebブラウザの再読込み(リロード)を行うことで、Webページに含まれる画像を表示させることができます。
  3. 利用者がWebブラウザにNetscape Navigatorを使用した場合に、Interstage シングル・サインオンのエラーページが文字化けして表示されることがあります。
    その場合には、以下の手順でWebブラウザのキャッシュをクリアすることで正しく表示させることができます。
    1. Netscape Navigatorのメニューの[編集]から[設定]を選択します。
    2. 表示された設定ダイアログの左側ツリーの[詳細]から[キャッシュ]を選択し、右側に表示された[メモリキャッシュをクリア]ボタンおよび[ディスクキャッシュをクリア]ボタンを押します。
  4. 利用者がWebブラウザにNetscape Navigatorを使用した場合、利用者の認証に成功した後に、Webブラウザに表示される「新しいサイト証明書」ダイアログ、または「セキュリティ情報」ダイアログにて「キャンセル」を選択すると、「すでに認証済みです」メッセージが表示され、保護リソースにアクセスできません。
    その場合には、再度保護リソースへアクセスすることでWebページを表示することができます。
  5. 利用者がWebブラウザにInternet Explorerを使用した場合、利用者の認証に成功した後に、Webブラウザに表示される「セキュリティの警告」ダイアログにて「いいえ」を選択すると、「すでに認証済みです」メッセージが表示され、保護リソースにアクセスできません。
    その場合には、再度保護リソースへアクセスすることでWebページを表示することができます。
  6. 利用者がWebブラウザにInternet Explorerを使用した場合、Webブラウザのキャッシュ機能により、過去に表示した実績のある保護リソースの内容が表示される場合があります。
    利用者が、端末の使用を中断して離席する場合などには、第三者が不当にシステムを使用できないように注意するように指導してください。

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