Interstage Application Server Plus インストールガイド −Solaris(TM) Operating Environment−
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第2章 アンインストール

2.3 ソフトウェアのアンインストール後の作業

 ソフトウェアのアンインストール後に、残っているディレクトリが不要な場合は、以下の作業を実施してください。なお、インストールディレクトリを“/opt”、定義ファイルディレクトリを“/etc/opt”、テンポラリファイルディレクトリを“/var/opt”の場合を例に説明しています。

注意)パッケージをアンインストールする場合、依存を持つパッケージについても同時にアンインストールする必要があります。パッケージの依存関係については、“パッケージ依存関係”を参照してください。

1) FSUNtdをアンインストールした場合

 以下のディレクトリを削除してください。
 ・/var/opt/FSUNtd/iscom

 また、Systemwalker CentricMGRで性能監視ツールのリアルタイム監視を行っていた場合は、以下の対処を行ってください。

− Solaris 8 OEの場合は、以下のファイルを削除後、システムをリブートしてください。
・/usr/lib/snmp/ispsubad8
・/etc/snmp/conf/ispsuba8.reg
・/etc/snmp/conf/ispsuba8.acl
・/etc/snmp/conf/ispsuba8.rsrc

 Systemwalker CentricMGR 運用管理サーバがインストールされている場合は/opt/FSUNtd/var/IRDBは削除しないでください。

2) FJSVmqdをアンインストールした場合

 以下のディレクトリ(配下のサブディレクトリ/ファイルを含む)をすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVmqd/mqd 以外の /opt/FJSVmqd配下のサブディレクトリ

3) FSUNprovdをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FSUNprovd
 ・/etc/opt/FSUNprovd
 ・/var/opt/FSUNprovd

4) FJSVesをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVes
 ・/etc/opt/FJSVes
 ・/var/opt/FJSVes

5) FJSVihsをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVihs
 ・/etc/opt/FJSVihs
 ・/var/opt/FJSVihs

6) FJSVisasをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVisas
 ・/etc/opt/FJSVisas
 ・/var/opt/FJSVisas
 ・/etc/rc2.d/S99startis

7) FJSVisguiをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVisgui
 ・/etc/opt/FJSVisgui
 ・/var/opt/FJSVisgui

8) FJSVj2eeをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVj2ee
 ・/etc/opt/FJSVj2ee
 ・/var/opt/FJSVj2ee
 ・J2EE共通ディレクトリ(/var/opt/FJSVj2ee/deployment以外に設定した場合)

9) FJSVjmsをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVjms
 ・/etc/opt/FJSVjms
 ・/var/opt/FJSVjms

10) FJSVejbをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVejb
 ・/etc/opt/FJSVejb
 ・/var/opt/FJSVejb

11) FJSVjs2をアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVjs2
 ・/etc/opt/FJSVjs2
 ・/var/opt/FJSVjs2

12) FJSVjs2suをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVjs2su
 ・/etc/opt/FJSVjs2su
 ・/var/opt/FJSVjs2su

13) FJSVporbをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVporb
 ・/etc/opt/FJSVporb
 ・/var/opt/FJSVporb

14) FJSVsoapをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/etc/opt/FJSVsoap
 ・/var/opt/FJSVsoap

15) FSUNextpをアンインストールした場合

 以下のディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FSUNextp
 ・/etc/opt/FSUNextp
 ・/var/opt/FSUNextp

16) FSUNodをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FSUNod
 ・/etc/opt/FSUNod
 ・/var/opt/FSUNod

17) FSUNotsをアンインストールした場合

 以下のディレクトリ(配下のサブディレクトリ/ファイルを含む)をすべて削除してください。
 ・/opt/FSUNots
 ・/etc/opt/FSUNots
 ・/var/opt/FSUNots

18) FJSVdirsをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVdirs
 ・/var/opt/FJSVdirs

19) FJSVildapをアンインストールした場合

 以下のディレクトリ(配下のサブディレクトリ/ファイルを含む)をすべて削除してください。
 ・/var/opt/FJSVildap

20) FJSVebmsをアンインストールした場合

 以下のディレクトリ(配下のサブディレクトリ/ファイルを含む)をすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVebms/ebms 以外の /opt/FJSVebms配下のサブディレクトリ

21) FJSVirepをアンインストールした場合

 以下のディレクトリ(配下のサブディレクトリ/ファイルを含む)をすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVirep
 ・/etc/opt/FJSVirep
 ・/var/opt/FJSVirep

22) FJSVjs4をアンインストールした場合

 以下のディレクトリ(配下のサブディレクトリ/ファイルを含む)をすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVjs4
 ・/etc/opt/FJSVjs4
 ・/var/opt/FJSVjs4

23) FJSVisjmxをアンインストールした場合

 以下のディレクトリ(配下のサブディレクトリ/ファイルを含む)をすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVisjmx
 ・/etc/opt/FJSVisjmx
 ・/var/opt/FJSVisjmx

24) FJSVispwをアンインストールした場合

 以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVispw
 ・/etc/opt/FJSVispw
 ・/var/opt/FJSVispw

 インストール時に/etc/systemのファイルを修正している場合、元に戻してください。

 サーブレット環境定義の削除

 リポジトリ用RDBの削除

 ポータル機能を使用していた場合、アンインストール後に以下の作業を行ってください。
 以下のデータベースは削除されません。以下の方法で削除してください。

 Fujitsu Enabler

 以下のコマンドを使用してデータストアを削除してください。
 /opt/FJSVenaにインストールされている場合
  /opt/FJSVena/server/bin/omsdel -f PWSYS
  /opt/FJSVena/server/bin/omsdel -f PWUSER

 Symfoware

  1. Symfoware/RDBの停止
    Symfowareへの接続を全て切断し、下記のコマンドを実行してください。

    # rdbstop

  2. RDB構成パラメタファイルの削除
    オペレーティングシステムのファイル削除コマンドで下記のファイルを削除します。
    /opt/FSUNrdb2b/etc/RDBシステム名.cfg (例:pwrdb.cfg)
  3. サービスの削除
    /etc/servicesファイルよりRDBシステムのポートを削除します。
    RDBシステム名 ポート番号/tcp (例. pwrdb 2050/tcp)

 Oracle

 Oracleに付属しているSQL*Plus等のツールを使用して削除してください。
 詳細についてはOracleのドキュメントを参照してください。

25) FJSVssosvをアンインストールした場合

以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVssosv
 ・/etc/opt/FJSVssosv
 ・/var/opt/FJSVssosv

26) FJSVssoacをアンインストールした場合

以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVssoac
 ・/etc/opt/FJSVssoac
 ・/var/opt/FJSVssoac

27) FJSVssoazをアンインストールした場合

以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVssoaz
 ・/etc/opt/FJSVssoaz
 ・/var/opt/FJSVssoaz

28) FJSVssocmをアンインストールした場合

以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVssocm
 ・/var/opt/FJSVssocm

29) FJSVenaをアンインストールした場合

以下のディレクトリから必要なファイルを退避した後、ディレクトリをすべて削除してください。
 ・/opt/FJSVena
 ・/var/opt/FJSVena
以下のファイルを削除してください。
 ・/etc/Enabler.sh
 ・/etc/rc2.d/S990ENAstart
不要であれば、以下のアカウントを削除してください。
 ・oms


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