Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第6章 アプリケーションの開発> 6.1 Javaアプリケーションの開発> 6.1.3 アプリケーション実行環境の設定

6.1.3.1 環境変数の設定

 アプリケーションが動作するために必要な環境変数CLASSPATH、JAVA_HOME、PATHに以下のパス(ディレクトリ名/ファイル名)を設定してください。

JDK1.3の場合

環境変数

設定する値

CLASSPATH

以下のJava Archive(jar)ファイルを指定します。ここで、isj2ee.jarのCLASSPATHはjsse.jar、jnet.jar、jcert.jarよりも後に指定する必要があります。

  • Interstageのインストールディレクトリ\J2EE\lib\jsse.jar
  • Interstageのインストールディレクトリ\J2EE\lib\jnet.jar
  • Interstageのインストールディレクトリ\J2EE\lib\jcert.jar
  • Interstageのインストールディレクトリ\J2EE\lib\isj2ee.jar
  • Interstageのインストールディレクトリ\F3FMsso\ssoatzag\lib\isssomod.jar

JAVA_HOME

以下のディレクトリを設定します。

  • JDKのインストールディレクトリ

PATH

以下のディレクトリを設定します。

  • %JAVA_HOME%\bin

 環境変数はシステム環境変数に設定することもできます。システム環境変数を変更した場合は、システムを再起動してください。


 Interstageのインストールディレクトリ:C:\Interstage
 JDKのインストールディレクトリ:C:\Interstage\JDK13

C:\>set CLASSPATH=
C:\Interstage\J2EE\lib\jsse.jar;C:\Interstage\J2EE\lib\jcert.jar;
C:\Interstage\J2EE\lib\jnet.jar;C:\Interstage\J2EE\lib\isj2ee.jar;
C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\isssomod.jar
C:\>set JAVA_HOME=C:\Interstage\JDK13
C:\>set PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH%


環境変数

設定する値

CLASSPATH

以下のJava Archive(jar)ファイルを指定します。ここで、isj2ee.jarのCLASSPATHはjsse.jar、jnet.jar、jcert.jarよりも後に指定する必要があります。

  • /opt/FJSVj2ee/lib/jsse.jar
  • /opt/FJSVj2ee/lib/jnet.jar
  • /opt/FJSVj2ee/lib/jcert.jar
  • /opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar
  • /opt/FJSVssoaz/lib/isssomod.jar

JAVA_HOME

以下のディレクトリを設定します。

  • JDKのインストールディレクトリ

PATH

以下のディレクトリを設定します。

  • $JAVA_HOME/bin


 JDKのインストールディレクトリ:/opt/FJSVawjbk/jdk13

# sh
# CLASSPATH=
/opt/FJSVj2ee/lib/jsse.jar:/opt/FJSVj2ee/lib/jcert.jar:
/opt/FJSVj2ee/lib/jnet.jar:/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar:
/opt/FJSVssoaz/lib/isssomod.jar
# export CLASSPATH
# JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk13
# export JAVA_HOME
# PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
# export PATH

JDK1.4の場合

環境変数

設定する値

CLASSPATH

以下のJava Archive(jar)ファイルを指定します。

  • Interstageのインストールディレクトリ\F3FMsso\ssoatzag\lib\isssomod14.jar

JAVA_HOME

以下のディレクトリを設定します。

  • JDKのインストールディレクトリ

PATH

以下のディレクトリを設定します。

  • %JAVA_HOME%\bin

 環境変数はシステム環境変数に設定することもできます。システム環境変数を変更した場合は、システムを再起動してください。


 Interstageのインストールディレクトリ:C:\Interstage
 JDKのインストールディレクトリ:C:\Interstage\JDK14

C:\>set CLASSPATH=C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\isssomod14.jar
C:\>set JAVA_HOME=C:\Interstage\JDK14
C:\>set PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH%


環境変数

設定する値

CLASSPATH

以下のJava Archive(jar)ファイルを指定します。

  • /opt/FJSVssoaz/lib/isssomod14.jar

JAVA_HOME

以下のディレクトリを設定します。

  • JDKのインストールディレクトリ

PATH

以下のディレクトリを設定します。

  • $JAVA_HOME/bin


 JDKのインストールディレクトリ:/opt/FJSVawjbk/jdk14

# sh
# CLASSPATH=/opt/FJSVssoaz/lib/isssomod14.jar
# export CLASSPATH
# JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk14
# export JAVA_HOME
# PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
# export PATH

■JAAS認可機能を利用する場合のクラスパスの設定

 セキュリティマネージャを使用する場合には、クラスパスで指定したjarファイルをセキュリティポリシーファイルのURLに指定してください。セキュリティポリシーファイルで指定したjarファイルに含まれるクラスが、セキュリティポリシーファイルで指定したjarファイル以外からローディングされる場合には、指定したセキュリティポリシーが有効に働きません。たとえば、クラスパスにディレクトリ指定した場合で、classファイルからクラスがローディングされる場合などです。

■IJServerで実行する場合のクラスパスについて

 Interstage管理コンソールのIJServerでは、クラスパスにisj2ee.jarを設定する必要はありません。IJServerのクラスパスの詳細は、“J2EE ユーザーズガイド”の“J2EEアプリケーションの設計”−“J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)”−“IJServerのファイル構成”を参照してください。


 IJServerでは、J2EEパッケージに含まれるjsse.jar、jcert.jar、jnet.jarをIJServerディレクトリ配下のextディレクトリへコピーして使用します。


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