Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第7章 送達保証機能の実装> 7.3 クライアントシステムがメッセージを受け取るPULLモデル

7.3.1 PULLモデルで必要となる合意事項

 PULLモデルの受信クライアント、送信サーバのアプリケーションの設定を行う際、以下のそれぞれの項目について事前に合意しておく必要があります。

PULL送信側(サーバシステム)
設定項目

PULL受信側(クライアントシステム)
設定項目

メッセージ種別ID

メッセージ種別ID

受信クライアントID

受信クライアントID

送信サーバID

送信サーバID

送信サーバの鍵ペア

送信サーバから入手した公開鍵

受信クライアントから入手した公開鍵

受信クライアントの鍵ペア

PULLモデルの送信サーバを登録したURL

PULLモデルの送信サーバを登録したURL

 それぞれの項目は、送達保証機能の設定時に指定してください。また否認防止(署名オプション)機能を使用する場合は、SOAP電子署名の検証に用いる公開鍵を事前に交換しておく必要があります。

 受信クライアントの受信アプリケーション、送信サーバの送信アプリケーションは、それぞれ別に作成し、設定を行う必要があります。それぞれの作成手順について以降で説明します


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005