Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
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第6章 CORBA/SOAPゲートウェイの実装

6.1 CORBA/SOAPゲートウェイのJavaソースプログラムの生成

 CORBA/SOAPゲートウェイは、CORBAサービスのIDLcコマンドにIDL定義とCORBA/SOAPゲートウェイ生成オプション(-soap)を指定して生成します。

 IDL定義には以下の2種類があります。

  IDLc -soap sample.idl

 これにより、sample.idlで開発したCORBAサービスのJava言語マッピングで生成されるファイルに加え、CORBAアプリケーションとRPCクライアントアプリケーションを連携するCORBA/SOAPゲートウェイのJavaソースプログラムとWebサービス情報が生成されます。

 以下にIDLコンパイルでCORBAサービスのJava言語マッピングで生成されるファイルに加えて生成されるCORBA/SOAPゲートウェイのJavaソースファイルを示します。

【インタフェース宣言から生成されるファイル】

-MCL,-MSVオプション指定なし

-MCLオプション指定時

-MSVオプション指定時

MM/_yySOAPGWstubif.java

なし

MM/_yySOAPGWstubif.java

MM/_yySOAPGWstub.java

なし

MM/_yySOAPGWstub.java

MM/_yySOAPGWServant.java

MM/_yySOAPGWServant.java

なし

MM/_yySOAPGW_dd.xml

なし

MM/_yySOAPGW_dd.xml

  MM:モジュール名、yy:インタフェース名

【列挙型から生成されるファイル】

 MM/ttSOAPEnumImpl.java
 MM/ttSOAPEnumImplHolder.java

  tt:IDLのデータ型名

【構造体型から生成されるファイル】

  MM/ttSOAPGWType.java
  MM/ttSOAPGWTypeHolder.java

  tt:IDLのデータ型名

【例外型から生成されるファイル】

  MM/ttSOAPGWType.java

  tt:IDLのデータ型名

 EJBアプリケーションと連携するCORBA/SOAPサーバゲートウェイは、Interstage管理コンソールから[システム]>[ワークユニット]>[IJServerワークユニットの名前]>[配備]タブ >[EJBアプリケーション設定]で作成します。

■Factoryインタフェーを使用したIDL定義

 Factoryインタフェースを使用したCORBAアプリケーションのIDL定義からCORBA/SOAPゲートウェイを生成する場合は、CORBAサービスのIDLcコマンドにIDL定義とCORBA/SOAPゲートウェイ生成オプション(-soap)とFactoryインタフェース用CORBA/SOAPゲートウェイ生成オプション(-factory)を指定して生成します。

  IDLc -soap -factory samplefactory.idl

 生成されるファイルは、以下の点を除き、通常のCORBA/SOAPゲートウェイ生成指定と同じです。


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