Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
|
目次
索引
|
3.5.1 CORBA/SOAPサーバゲートウェイの環境構築
以下にCORBA/SOAPサーバゲートウェイとEJB,CORBA,TD(コンポーネント・トランザクション)のサーバアプリケーションと連携する際の環境構築について示します。
- soapmodifyddコマンドを使用して、IDLコンパイルで自動生成されたCORBA/SOAPサーバゲートウェイのWebサービス情報を登録します。
- CORBAサーバアプリケーションと連携する場合
- CORBA/SOAPサーバゲートウェイのWebサービス情報を登録する場合、Webサービス識別名は、CORBAサービスのネーミングサービスに登録(OD_or_admコマンドの-nオプションで指定)したネーミングサービスオブジェクト名と一致させてください。
- TDアプリケーションと連携する場合
- TDサーバアプリケーションと連携する場合
CORBA/SOAPサーバゲートウェイのWebサービス情報を登録する場合、Webサービス識別名は、CORBAサービスのネーミングサービスに登録されているネーミングサービスのネーミングサービスオブジェクト名と同じ名前にしてください。
- データベース連携機能を使用したトランザクション管理、およびodloginコマンドを使用したユーザ認証機能は使用できません。
- EJBアプリケーションと連携する場合
- EJBアプリケーションは、IJServerワークユニットのタイプが"IJServer(Web+EJB[別VM])"、または"IJServer(EJBOnly)"に配備してください。
- EJBサーバアプリケーションと連携する場合、EJBサーバアプリケーションが起動しているJava実行環境とCORBA/SOAPゲートウェイが起動しているJava実行環境のバージョン・レベルは同一のものを使用してください。
- Javaクラスをメソッドのパラメタ/復帰値に指定した場合、privateメンバは転送対象になりません。publicメンバのみを持ったクラスをメソッドのパラメタ/復帰値に指定してください。
- CORBA/SOAPサーバゲートウェイのWebサービス情報を登録する場合、Webサービス識別名は、Enterprise Bean名を使用してください。
- CORBA/SOAPサーバゲートウェイを経由して連携できるEJBアプリケーションはSession Beanです。
Entity Bean,もしくはMessage-driven Beanへのアクセスは、Session Beanを経由してアクセスする等の方法を行ってください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005