Interstage Application Server 運用ガイド |
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付録C Interstage統合コマンドによる運用操作 | > C.3 Interstageの起動 |
Interstageの起動方法には、マシンブート時に自動的に起動する方法と、isstartコマンドやInterstage管理コンソールによる起動方法があります。
マシンのブートを契機に業務を開始したい場合、マシンブート時に、以下の操作を自動的に行う必要があります。
上記の操作を自動化するための環境構築手順を、以下に示します。
Interstageをインストールし、初期化を行うと、Windowsに対してサービスが登録されます。
マシンブート時にInterstageを自動起動する場合には、これらWindowsのサービスの設定をカストマイズする必要があります。以下に、設定方法を示します。
コントロールパネルの“サービス”を開きます。
Interstage統合コマンドの操作対象であるWindowsのサービスの“サービス”に対して、“スタートアップの種類”を、下表のとおり設定します。
Windowsのサービス名 |
設定内容 |
説明 |
---|---|---|
Interstage |
自動 |
Interstageシステム用のサービス |
Interstage API |
手動 |
クラスタシステム専用のサービス |
F3FMwww |
自動 |
Webサーバ(InfoProvider Pro)用のサービス |
OD_start |
手動 |
CORBAサービス用のサービス |
InterfaceRep_Cache Service |
手動 |
インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)用のサービス |
InterfaceRep_Cache_e Service |
手動 |
インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)用のサービス |
Naming Service |
手動 |
ネーミングサービス用のサービス |
EventService |
手動 |
イベントサービス用のサービス |
EventFactory |
手動 |
イベントファクトリ用のサービス |
Transaction Director |
手動 |
コンポーネントトランザクションサービス用のサービス |
Interstage JServlet |
手動 |
V5.1以前のServletサービス用のサービス |
CORBA/SOAP ClientGW |
手動 |
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ用のサービス |
なお、本方式を使用する場合には、以下の点に注意してください。
EJBワークユニットのアプリケーションを自動起動するには、以下の処理を行うアプリケーションを作成し、Windowsのサービスとして登録する必要があります。
Interstage運用API(ISOPenv関数)を発行することにより、Interstageの起動状態が確認できます。Interstage起動完了と同期をとりたいアプリケーションより、Interstageの起動が完了するまで、繰り返しInterstage運用APIを発行することにより同期をとってください。
Interstage運用API(ISOPoperate関数)を発行することにより、ワークユニットを起動できます。Interstage運用APIを使用し、アプリケーションを起動してください。
登録したWindowsのサービスは、“サービス”の“スタートアップの種類”を、“自動”に設定してください。
また、管理コンソールから作成した IJServerおよびCORBA アプリケーションは、 ワークユニットの環境設定において、ワークユニットを自動起動する設定を行うことが可能です。「自動起動する」を選択すると、Interstage起動時に指定されたワークユニットを自動起動します。
なお、グローバルトランザクション連携を行うワークユニットは、自動起動できません。
*
マシンのブート時に、以下の操作を行います。
“Interstageを自動起動する場合の環境構築方法”に従い、環境を構築すれば、上記の操作が、マシンブート時に自動的に行われます。
コントロールパネルの“サービス”を開きます。
Interstage統合コマンドの操作対象であるWindowsのサービスの“サービス”に対して、“スタートアップの種類”を、下表のとおり設定します。
Windowsのサービス名 |
設定内容 |
説明 |
---|---|---|
Interstage |
手動 |
Interstageシステム用のサービス |
Interstage API |
手動 |
クラスタシステム専用のサービス |
F3FMwww |
自動 |
Webサーバ用(InfoProvider Pro)のサービス |
OD_start |
自動 |
CORBAサービス用のサービス |
InterfaceRep_Cache Service |
自動 |
インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)用のサービス |
InterfaceRep_Cache_e Service |
自動 |
インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)用のサービス |
Naming Service |
自動 |
ネーミングサービス用のサービス |
EventService |
自動 |
イベントサービス用のサービス |
EventFactory |
自動 |
イベントファクトリ用のサービス |
Transaction Director |
手動 |
コンポーネントトランザクションサービス用のサービス |
Interstage JServlet |
手動 |
V5.1以前のServletサービス用のサービス |
CORBA/SOAP ClientGW |
手動 |
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ用のサービス |
マシンのブート時にInterstageの起動およびワークユニットの起動を行いたい場合にはRCプロシジャを使用します。RCプロシジャからInterstageの起動およびワークユニットの起動を行う場合、/etc/rc2.dに起動プロシジャを設定する必要があります。
------------------------------------------------------------------------------- #!/sbin/sh # Interstage start procedure # Set Environment Variable IS_ISV_CONSOLE_OUTPUT=OFF export IS_ISV_CONSOLE_OUTPUT # Execute Start Command isstart isstartwu TDSAMPLE1 isstartwu TDSAMPLE2 -------------------------------------------------------------------------------
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