Interstage Application Server 運用ガイド
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4.1.5.19 Smart Repository資源のリストア
Smart Repository資源のリストア手順について説明します。
■リストアコマンド
Smart Repository資源ファイルのリストアは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\ireprestsys.exe |

/opt/FJSVirep/bin/ireprestsys |
■リストア方法

バックアップ先パスがX:\Backup\irep\rep001_back、バックアップしたリポジトリがrep001の場合の操作例を以下に示します。
1.ireprestsysコマンドを実行して、バックアップ先ディレクトリにリポジトリrep001が存在することを確認します。
C:\Interstage\bin\ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -l
2.ireprestsysコマンドを実行して、Smart Repositoryの資源ファイルをリストアします。
C:\Interstage\bin\ireprestsys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 |

バックアップ先パスが/backup/irep/rep001_back、バックアップしたリポジトリがrep001の場合の操作例を以下に示します。
1.ireprestsysコマンドを実行して、バックアップ先ディレクトリにリポジトリrep001が存在することを確認します。
/opt/FJSVirep/bin/ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -l
2.ireprestsysコマンドを実行して、Smart Repositoryの資源ファイルをリストアします。
/opt/FJSVirep/bin/ireprestsys -f /backup/irep/rep001_back.tar.Z -R rep001 |
■注意事項
- 本コマンドを実行する前に、必ずリポジトリを停止してください。
- パラメタのあるオプションを複数指定した場合はエラーメッセージを出力します。
- バックアップしたデータをリストアする際、リポジトリ名、データベース格納先、アクセスログ格納先が同じとなります。データベース格納先およびアクセスログ格納先パスがない場合は、パスを作成後、リストアしてください。
- Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境のSSLを使用している場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源をリストアする必要があります。“Interstage証明書環境資源のリストア”を参照してInterstage証明書環境資源をリストアしてください。SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを使用している場合は、バックアップした以下の資源を、SSL環境定義ファイルの該当定義項目で指定されているパスにリストアしてください。
- スロット情報ディレクトリ(SSL環境定義ファイルのスロット情報ディレクトリ定義項目で指定したディレクトリ)
- 運用管理ディレクトリ(SSL環境定義ファイルの運用管理ディレクトリ定義項目で指定したディレクトリ)
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