JavaServer Faces ユーザーズガイド
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第5章 UJIタグを利用した開発> 5.5 イベントの利用

5.5.1 アクションメソッドの利用

uji:pushButtonではactionアトリビュート、uji:anchorではactionValueアトリビュートを利用して、アクションメソッドを指定することができます。
uji:pushButtonでアクションメソッドを指定する例を次に示します。

<f:view>
  <uji:form name="myform" >
    ...
    <uji:pushButton label="送信" action="#{mybean.doAction}" />
  </uji:form>
</f:view>

また、1つの画面に複数のボタンがあった場合などにselectedValueアトリビュートを利用すると、どのボタンがクリックされたかをmanaged beanに設定することが可能です。selectedValueアトリビュートにはバリューバインディング式を記述します。
このときselectedValueで指定されたプロパティに設定される値は、beanpropertyアトリビュートで指定された項目クラスの値です。

<f:view>
  <uji:form name="myform" >
    ...
    <uji:pushButton label="送信" bean="myBean" property="pushButton"
                                 action="#{mybean.doAction}"
                                 selectedValue="#{mybean.selectedValue}" />
  </uji:form>
</f:view>

uji:tableViewタグやuji:treeViewタグで、ボタンやアンカーを利用する場合は、列のアトリビュートにaButton(ボタンの場合)かaLink(アンカーの場合)を指定します。aButtonaLinkには”:”(コロン)に続けてメソッドバインディング式で呼び出すアクションを指定します。
次に例を示します。

<f:view>
  <uji:form name="myform" >
    ...
    <uji:tableView bean="myBean" property="tableView"
                   dataCellType="data;data;aButton:#{mybean.doAction}" />
  </uji:form>
</f:view>

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