PRIMECLUSTER Wizard for NAS 導入運用手引書 4.1 for Linux
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上へ第4章 コマンド

4.1 hvnasdisable - リソース監視の中断

実行ユーザ

スーパユーザ

形式

/opt/FJSVclnas/sbin/hvnasdisable resource_name

機能説明

指定された Netappリソースの監視を中断します。NAS装置の保守等を行いたい場合に使用します。userApplication が停止中/起動中の両方で使用できます。
userApplication が運用中に使用した場合は、すぐに監視を無効にします。このときリソースの状態は Warning となります。(userApplication 運用中に使用する場合、リソースの状態が Warning になったことを確認して NAS装置の保守等を行ってください。)
userApplication を停止するときには、リソース監視の中断設定は、自動的に解除されませんので、リソース監視を再開したい場合には、hvnasenableコマンドを実行してください。

パラメタ

resource_name
監視中断する Netappリソースのリソース名を指定します。

終了ステータス

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

本コマンドは userApplication の状態遷移中は実行しないでください。

スタンバイ構成でかつ、NASクラスタの自動takeover機能を使用しない場合に本コマンドを使用してもNASリソースはWarningになりません。

NASクラスタの自動takeover機能を使用し、かつ、Netappリソースの監視中断を行う場合には、すべてのNetappリソースに対して本コマンドを実行してください。


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