PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 for Linux
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第4章 コマンド

4.1 hvoradisable - リソース監視の中断

実行ユーザ

スーパーユーザ

形式

/opt/FJSVclora/sbin/hvoradisable application_name resource_name

機能説明

指定された Oracle インスタンスおよび、Oracle リスナーリソースの監視を中断します。Oracle の保守等で Oracle インスタンスや Oracle リスナー の停止を行いたい場合に使用します。userApplication が停止中・起動中の両方で使用できます。
userApplication が停止中に使用した場合、次に userApplication を起動した時、Oracle インスタンスやOracle リスナーの起動を行わずに、リソースの状態が Warning になります。
userApplication が運用中に使用した場合は、すぐに監視を無効にします。このときリソースの状態は Warning となり、Oracle インスタンスや Oracle リスナーを停止しても、リソースは Warning のままとなります。(userApplication 運用中に使用する場合、リソースの状態が Warning になったことを確認して Oracle インスタンス、Oracle リスナーの停止を行ってください。)
userApplication を停止するときには、リソース監視の中断設定は、自動的に解除されます。

パラメタ

application_name
中断するリソースが含まれる userApplication 名を指定します。

resource_name
監視中断する Oracle インスタンスリソースまたは Oracle リスナーリソースのリソース名を指定します。

終了ステータス

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

本コマンドは userApplication の状態遷移中は実行しないでください。


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