PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 for Linux
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第3章 運用

3.6 切替え発生時の問題解決

Oracle のログ

PRIMECLUSTER による Oracle の運用で、切替えや縮退等が発生した場合は、単体のOracle 運用と同様に、Oracle のアラートログやトレースログから問題を解決してください。

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle のログ

PRIMECLUSTER Wizard for Oracle においても、どのような異常を検出し、どのような対処を行ったかを以下のログファイルに出力しています。

/var/opt/reliant/log/FJSVclora_<OracleSID>_*.log
/var/opt/reliant/log/FJSVclora_<ListenerName>_*.log

ログファイルのフォーマットは以下の通りです。

日付時間/区分/ID/テキスト
2002/04/25 15:18:40 [Info] [1101] Starting Oracle detector
2002/04/25 15:18:40 [Info] [1102] Connected to Oracle
2002/04/25 15:18:40 [Error] [1299] ORA-01034 Oracle not avairable.

imageログファイルの容量制限は行っていません。ログファイルの管理は、RMS によるログファイル管理機能によって行われます。

imagePRIMECLUSTER Wizard for Oracle では、ログファイル以外にトラブル発生時の調査のため、以下のトレースファイルの出力を行っています。

/var/opt/reliant/log/FJSVclora_<OracleSID>_*.trclog
/var/opt/reliant/log/FJSVclora_<ListenerName>_*.trclog

imageログファイルおよびトレースファイルはトラブル発生時の調査のための重要な資料となります。これらのファイルを削除したり編集したりしないでください。


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