PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 for Linux
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第2章 環境設定> 2.4 userApplication の作成

2.4.1 Application-Create

以下に Oracle の環境設定の例を説明します。

GDS の設定

GDS は、スケーラブル運用の場合 "同時共用ディスク"、スタンバイ運用の場合 "切替えディスク" として設定します。Oracleのシステムテーブルスペースを配置するための Disk Class と その他のデータを配置するための Disk Class を別々に用意し、Oracle のシステムテーブルスペース用 Disk Class は、MONITORONLY 属性 "NO"、その他のデータ用 Disk Class は、MONITORONLY 属性 "YES" で設定することを推奨します。

userApplication の設定

"PRIMECLUSTER 導入運用手引書"の"第6章 クラスタアプリケーションの構築" に従い userApplication を作成してください。スケーラブル運用の場合、スタンバイ運用の userApplication (app1、app2)をノードごとに作成後、制御用の userApplication (app3)を作成します。スタンバイ運用の場合、運用を行う全てのノードを含む userApplication を一つ作成します。 userApplication の設定の推奨値を以下に示します。


下へ2.4.1.1 スケーラブル(Oracle9i RAC) 環境構築手順
下へ2.4.1.2 スタンバイ環境構築手順

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