PRIMECLUSTER Wizard for MailServer 導入運用手引書 4.1 for Linux |
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第2章 環境設定 |
sendmail, imap, pop のインストールおよび設定について説明します。
sendmail, imap, pop のインストール
sendmail, imap, pop は各ノードのローカルディスクにインストールします。 インストールはそれぞれのマニュアル等に従ってください。
なお、sendmail, imap, pop をインストールすると、OS起動時に自動起動されるようになります。起動停止はPRIMECLUSTER にて制御するため、自動起動しないように設定してください。
自動起動しない設定
# /sbin/chkconfig sendmail off # /sbin/chkconfig ipop3 off |
smtp 25/tcp mail |
共用ディスクへのローカルディスク内のマウントポイントのアクセス権を以下のように変更し、トラブル発生時にメールデータがローカルディスク内に格納されないよう設定してください。設定は全てのノードで行ってください。
#chmod 400 /var/spool/mail |
sendmail.cf ファイルを設定してください。
sendmail.cf ファイルの例
Cw<引継ぎIPアドレスのホスト名.ドメイン名> |
sendmail.cf ファイルの設定を運用ノードで行った場合は、待機ノードでも同一の設定を行ってください。また、sendmail.cf ファイルで参照しているファイル(/etc/aliases など)がある場合は、待機ノードでも運用ノードと同一の設定を行ってください。
/etc/login.defsファイルを設定してください。
/etc/login.defs ファイルの例
MAIL_DIR /var/spool/mail |
/etc/login.defs ファイルの設定を運用ノードで行った場合は、待機ノードでも同一の設定を行ってください。
sendmailおよび、imap または pop サーバを手動で起動し、正しく動作することを確認してください。
確認が終了しましたら、sendmail、POPサーバを停止してください。
sendmail、およびimap または pop サーバの起動/停止方法
sendmailの起動方法 |
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