Interstage Application Server チューニングガイド
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付録H InfoDirectoryの環境定義> H.4 検索時のチューニング

H.4.4 検索フィルタをガードしたい場合

 検索フィルタにPRESENTやSUBSTRING指定された場合、クライアントにはLDAP_OPERATIONS_ERROR(0x01)を通知し、InfoDirectoryサーバに負荷をかけないようにします。

 DSA作成ディレクトリの“exec”ファイル内の odsldap または odsldapv3 の行に、-Gオプションを追加します。なお、この追加作業はテキストエディタで編集してください。

  1. PRESENT指定不可 (※)

     -Gオプションにレベル1を指定します。

     2r odsldap -G 1
     2r odsldapv3 -G 1

     

  2. SUBSTRING指定不可

     -Gオプションにレベル2を指定します。

     2r odsldap -G 2
     2r odsldapv3 -G 2

     

  3. Exchange連携不可

     -Gオプションにレベル4を指定します。

     1.を指定するとMicrosoft OutlookのExchange連携機能が使用できなくなるので、この場合に本パラメタを指定します。ただし、LDAP V2は未サポートです。なお、本レベルはレベル1の機能を含みます。

     2r odsldapv3 -G 4

     上記レベルを組合せて指定したいときは、レベル数を足してださい。たとえば、レベル1とレベル2を指定したいときは、レベルには“3”を指定してください。

     “PRESENT指定不可”を指定した場合、管理ツールのデフォルトの設定では、DSAに接続することができなくなります。

    管理ツールがWindowsマシンにインストールされている場合

     「インストールディレクトリ\ID\Mgr」にインストールされている場合、「インストールディレクトリ\ID\Mgr\etc\client\ldap」配下の“jndi_opt.properties”ファイルを変更します。

    管理ツールがSolaris OEマシンにインストールされている場合

 「/opt/FJSVdirs」にインストールされている場合、「/opt/FJSVdirs/etc/client/ldap」配下の“jndi_opt.properties”ファイルを変更します。


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