Interstage Application Server チューニングガイド
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付録H InfoDirectoryの環境定義> H.4 検索時のチューニング

H.4.1 サブストリング指定でレスポンスが遅い場合

 以下の手順で、cnやmailなどの標準属性を変更してください。サブストリング(substring)については、“InfoDirectory使用手引書「2.2.9.2 属性」のマッチングルール一覧”を参照してください。

  1. [管理ツール]ウィンドウ → [サーバツール]メニュー → [スキーマ制御]ウィンドウ → [オプション]メニューでスキーマガードをはずします。
     
  2. [管理ツール]ウィンドウ → [サーバツール]メニュー → [スキーマ制御]ウィンドウ → [ツール]メニュー → [属性操作]から、検索時に指定する属性を指定して更新します。
     
  3. 属性入力ウィンドウでインデックスの設定に“substring”が設定されているか確認してください。指定されていない場合、“substring”を現状設定されているパラメタに追加します。

     たとえば、cnは“type & value & substring”に設定します。詳細は、“InfoDirectory使用手引書「4.6.1 スキーマ制御」”を参照してください。

     その後、odsreinvertコマンドでインデックスを再作成してください。odsreinvertコマンドを使用する場合は、DSAの格納先ディレクトリに移動して、DSAを停止した状態でインデックスを再作成してください。

     odsreinvert マクロ名

     標準スキーマに含まれる属性のマクロ名については、“InfoDirectory使用手引書「付録 サポート属性」”を参照し、記載されているマクロ名を指定してください。スキーマ拡張により新規に追加した属性のマクロ名については、[A + 属性名]を指定してください。
       例)属性名がuserAttributeの場合
       マクロ名:AuserAttribute
     odsreinvertコマンドについては、“InfoDirectory使用手引書「付録 コマンドリファレンス」”を参照してください。



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