Interstage Application Server チューニングガイド
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付録G Interstage シングル・サインオンの環境定義

G.4 業務サーバを構築する場合のチューニング

 業務サーバを構築する場合のチューニングについて説明します。
 使用するWebサーバのチューニングを行ってください。

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のチューニング

 詳細については、“Webサーバ(Interstage HTTP Server)の環境定義”を参照してください。

 Webサーバ(Interstage HTTP Server)のチューニングについては、『/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf』ファイル内のディレクティブによりチューニングを行います。

【同時アクセス最大数】
 MaxClients想定する同時アクセス最大数以上を設定します。(default:50)

【クライアント送受信タイムアウト時間】
 Timeoutにクライアントとの間でデータパケットを送受信するときに待機する最長の時間(秒)を指定します。(default:600)

Webサーバ(InfoProvider Pro)のチューニング

 詳細については、“Webサーバ(InfoProvider Pro)の環境定義”を参照してください。

 Webサーバ(InfoProvider Pro)のチューニングについては、『/etc/opt/FSUNprovd/HTTPD.conf』ファイル内に以下の定義を設定することによりチューニングを行います。

【同時アクセス最大数】
 concurrency想定する同時アクセス数以上を設定します。(default:40)

【アプリケーション送受信タイムアウト時間】
 timeoutにInfoProvider ProとCGIなどのゲートウェイアプリケーション間で通信中に、相手側からの応答がなくなってしまった場合の、通信を切断するまでの時間を秒単位で指定します。指定可能な範囲は1〜65535です。(default:60)

【ブラウザ送受信タイムアウト時間】
 browser-timeoutにInfoProvider ProとWebブラウザ間で通信中に、相手側からの応答がなくなってしまった場合の、通信を切断するまでの時間を秒単位で指定します。指定可能な範囲は0〜65535です。(default:timeoutに設定した時間となります)


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