Interstage Application Server チューニングガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 Workload Organizerとの連携> 6.6 配分するCPU資源のチューニング

6.6.2 ワークユニットの処理トランザクション量を監視する

 資源moduleに関連付けしているワークユニットの処理トランザクション量を監視します。Workload Organizerの「トランザクションの状況画面」より、資源module単位のトランザクション量を監視できます。
 また、wlostatコマンドを使用して、資源moduleの発生トランザクション量および処理トランザクション量を求めることで、資源moduleに関連付けされているワークユニットに対するクライアント要求数および滞留キュー数を求めることができます。
 資源moduleの発生トランザクション量は、資源moduleに関連付けされているワークユニット配下のオブジェクトが1つの場合、そのオブジェクトに対するクライアントからの要求数と等しい値になります。

 ワークユニットの処理トランザクション量を監視することで、日々の業務運用において、トランザクション量が多くなる時間帯の配分CPU資源量を増やすなどのスケジューリングが可能になります。

 詳細は、Workload Organizerマニュアルの“Interstage Application Serverとの連携”を参照してください。
 また、wlostatコマンドについての詳細は、Workload Organizerマニュアルの“付録B リファレンス”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005