Interstage Application Server チューニングガイド
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第5章 システムのチューニング> 5.1 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源> 5.1.6 MessageQueueDirectorのシステム資源の設定

5.1.6.1 システムパラメタ

 MessageQueueDirectorが使用するシステムパラメタのチューニングについて説明します。

システムパラメタの変更方法

 /etc/systemを編集し、パラメタ値を変更します。変更後は、システムをリブートしてください。
 なお、変更方法の詳細については、Solaris OEのドキュメントを参照してください。

メッセージキュー

パラメタ

必要数(加算値/設定値)

備考(内容)

msgmax

2048以上(設定値)

メッセージの最大サイズ

msgmnb

4096以上(設定値)

1つのメッセージキューに保持できるメッセージの最大値

msgmni

3 × MQDのシステム数(加算値)

メッセージキューIDの最大値

msgtql

msgmni × msgmnb ÷ msgmax (加算値)

メッセージヘッダ数の最大数

共用メモリ

パラメタ

必要数(加算値/設定値)

備考(内容)

shmmax

MessageBufferMaxSize× 1000000以上(設定値)

共用メモリの最大セグメントサイズ

shmmin

1(設定値)

共用メモリセグメントの最小サイズ

shmseg

50 × MQDシステム数(加算値)

1プロセスでアタッチできる共用メモリセグメント数

shmmni

100 × MQDシステム数(加算値)

共用メモリの識別子数


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