MQ連携サービス 説明書 - for Solaris(TM) Operating Environment -
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第5章 保守

5.1 MQDBRIDGEシステム異常時の障害原因の切分け

 ここでは,MQDBRIDGEシステム運用中に異常が発生した場合の障害原因の切り分けについて説明します.

 MQDBRIDGEシステム異常時の障害原因としては以下のことが考えられます.

 障害原因の切分けは、MQDBRIDGEシステムのメッセージにより行います。
表5.1にMQDBRIDGEシステムのメッセージによる障害原因の切分け方法を示します。

[表 5.1 メッセージによる障害原因の切り分け方法]



メッセージ番号

意味

障害原因の切り分け方法

KXL10202〜KXL10204
KXL10207〜KXL10210
KXL10213

TCP/IPの環境、またはMQDBRIDGEシステムの環境に関するエラーです。

  • メッセージの詳細コードの値からTCP/IPの環境とMQDBRIDGEシステムの環境のどちらに障害原因があるか切り分けてください。

KXL10301〜KXL10313
KXL10329

MQDの環境、イベントチャネルの環境またはMQDBRIDGEシステムの環境に関するエラーです。

  • メッセージの詳細コードの値からMQDの環境、イベントチャネルの環境またはMQDBRIDGEシステムの環境のいずれかに障害原因があるか切り分けてください。

KXL10801
KXL10802

イベントチャネルの環境に関するエラーです。

  • メッセージのエラー情報および詳細コードの値から、イベントチャネルの障害原因を特定してください。

上記以外のメッセージ

MQDBRIDGEシステムの環境に関するエラーです。

  • メッセージの各パラメタの内容から、MQDBRIDGEシステムの障害原因を特定してください。

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