MQ連携サービス 説明書 - for Solaris(TM) Operating Environment -
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第4章 運用> 4.5 通信異常に関する運用

4.5.3 CKPTファイルの制御情報の不整合

 MQDBRIDGEシステムは、送受信用メッセージをCKPTファイルにより管理することでメッセージ保証を実現しています。何らかの原因によりCKPTファイルの内容が破壊され、送信側と受信側のMQDBRIDGEシステム間で制御情報の不整合が発生することがあります。この場合、MQDBRIDGEシステムは、制御情報の不整合を検出した旨のメッセージ“KXL10319”,“KXL10320”または“KXL10321”を出力して、メッセージ送受信を停止します。

CKPTファイルの制御情報が破壊された状態からメッセージ送受信を再開するためには、まず、CKPTファイルの制御情報が破壊された原因を取り除いた後、送信側MQDBRIDGEシステムで該当のブリッジノードを活性化して、メッセージ送受信を再開します。

 なお、CKPTファイルの内容を確認するには、mqdbexportコマンドにより出力されたバイナリデータをバイナリエディタを使用して確認します。mqdbexportコマンドについては、“第6章 操作コマンド”を参照してください。


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