MQ連携サービス 説明書 - for Solaris(TM) Operating Environment - |
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第4章 運用 | > 4.5 通信異常に関する運用 |
MQDBRIDGEセションの接続処理は、MQDBRIDGEシステムを起動した契機に開始します。以下にMQDBRIDGEセション接続時の異常のケースと復旧方法を説明します。
相手システムが起動されていない場合、MQDBRIDGEシステム間のTCPコネクションの接続が完了しないため、MQDBRIDGEセションも接続されません。
この場合、MQDBRIDGEシステムは、相手システムの起動を監視するため一定間隔でTCPコネクションの接続処理を繰り返し実行します。そのため、相手システムの起動により、TCPコネクションおよびMQDBRIDGEセションが自動的に接続されます。
システム通信環境の定義ミスがあった場合、TCPコネクションおよびMQDBRIDGEセションの接続ができません。
相手システムの定義ミスにより、MQDBRIDGEセションの接続が失敗した場合は、相手システムを停止して該当の定義ミスを修正した後、相手システムを再起動することにより復旧できます。
また、自システムの定義ミスにより、MQDBRIDGEセションの接続ができない場合は、自システムの定義ミスを修正した後、自システムを再起動することにより復旧できます。
起動パラメタの定義ミスまたはMOMシステム異常により、MOMシステムとの接続失敗した場合も、MQDBRIDGEセションは接続されません。
起動パラメタの定義ミスの場合は、MQDBRIDGEシステムを停止し定義ミスを修正した後、MQDBRIDGEシステムを再起動することで復旧できます。MOMシステム異常の場合は、その原因を取り除いた後、送信側MQDBRIDGEシステムで該当のブリッジノードを活性化することで復旧できます。
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