PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 for Solaris(TM) Operating Environment |
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スーパユーザ
/opt/FJSVclora/bin/clorabr { backup | restore } [ -d backup_directory ]
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストア機能(cfbackup/cfrestore) に対応していますが、本コマンドにて、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle のみの設定情報をバックアップ/リストアすることもできます。
PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストアは、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書" の "第11章 PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストア" を参照してください。
バックアップ/リストアする情報
・/opt/FJSVclora/etc/FJSVclora.pwd
・/opt/FJSVclora/etc/FJSVclorafm.actionlist
・/opt/FJSVclora/usr/_mount10EndBackup.sh
・/opt/FJSVclora/usr/mount10EndBackup.sh
・/opt/FJSVclora/usr/_mount20MediaRecover.sh
・/opt/FJSVclora/usr/mount20MediaRecover.sh
backup
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の設定情報をバックアップします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にバックアップされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報は、指定されたディレクトリまたは本コマンド実行ディレクリ(カレントディレクトリ)上のFJSVclora内に格納されます。(例えば、カレントディレクトリが /var/tmp のときに本コマンドを実行すると、/var/tmp/FJSVclora 配下にバックアップ情報が格納されます。)
restore
以前バックアップしていた PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の設定情報をリストアします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にリストアされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報が指定するディレクトリまたは、本コマンド実行ディレクリ(カレントディレクトリ)上のFJSVclora内に存在することを確認してから実行してください。(例えば、/var/tmp/FJSVclora 配下にバックアップ情報が格納されている場合、/var/tmp に移動した後に本コマンドを実行してください。)
[-d backup_directory]
バックアップ先または、リストアするデータの格納先ディレクトリをフルパスで指定します。バックアップ時には、指定されたディレクトリ上にFJSVcloraディレクトリが作成されデータが格納されます。リストア時には、指定されたディレクトリ上のFJSVcloraディレクトリからデータがリストアされます。指定しない場合、コマンドを実行するカレントディレクトリ上でバックアップ、リストアされます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
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