PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 for Solaris(TM) Operating Environment
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上へ第2章 環境設定
上へ2.6 Oracle リソースの作成/設定

2.6.1 Oracle リソースの作成

userApplication Configuration Wizard を使用して、Oracle リソースの作成を行います。

  1. Resource の作成を選択します。
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  2. Resourceタイプで、Oracle を選択します。
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  3. Oracle の設定画面より、Oracle インスタンスおよび Oracle リスナーを追加します。
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  4. リソース名 リソース名を変更します。
    Oracleインスタンスの追加Oracle インスタンスリソースを追加します。
    Oracleリスナーの追加Oracle リスナーリソースを追加します。
    起動優先度 Oracle インスタンスと Oracle リスナー の起動順序設定。
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    例えばOracle の マルチスレッド・サーバ(MTS)構成の場合、Oracle リスナーを先に起動する必要があります。

  5. Oracle インスタンス設定項目
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    OracleSID
    ORACLE_SID

    Oracle ユーザ
    Oracle をインストールしたユーザ

    起動タイムアウト
    Oracle 起動処理のタイムアウト時間
    デフォルト 600s (300s - 86400s)

    停止タイムアウト
    Oracle 停止処理のタイムアウト時間
    デフォルト 180s (60s - 86400s)

    中断タイムアウト
    Oracle 停止エラー時の強制終了処理のタイムアウト時間
    デフォルト 60s (60s - 86400s)

    Oracle停止モード(通常時)
    正常時の Oracle 停止モード
    デフォルト immediate (abort, immediate, transactional)

    Oracle停止モード(異常時)
    異常時の Oracle 停止モード
    デフォルト abort (abort, immediate)

    監視間隔
    Oracle インスタンスの監視間隔
    デフォルト 30s (5s - 86400s)

    監視タイムアウト
    Oracle 応答なしと見なす時間
    デフォルト 300s (30s - 3600s)

  7. Oracle リスナー設定項目
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    ListenerName
    Oracle リスナー名

    Oracleユーザ
    Oracle をインストールしたユーザ

    起動タイムアウト
    Oracle リスナー起動処理のタイムアウト時間
    デフォルト 180s (120s - 86400s)

    停止タイムアウト
    Oracle リスナー停止処理のタイムアウト時間
    デフォルト 60s (60s - 86400s)

    監視間隔
    Oracle リスナーの監視間隔
    デフォルト 30s (5s - 86400s)

    監視タイムアウト
    Oracle リスナー監視時に Oracle リスナー応答なしと見なす時間
    デフォルト 300s (30s - 3600s)

  9. 高度な設定
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    TNSName
    Oracle リスナー監視で使用するネット・サービス名。TNSNameが設定されると Oracle リスナーの監視のために tnsping コマンドを実行します。tnsnames.ora で設定した値です。
    TNSName省略時は Oracle リスナーのプロセス監視のみ行います。(任意)
    PreOnlineScript
    オンライン処理の前に実行されるスクリプト

    PostOnlineScript
    オンライン処理の後に実行されるスクリプト

    PreOfflineScript
    オフライン処理の前に実行されるスクリプト

    PostOfflineScript
    オフライン処理の後に実行されるスクリプト

    FaultScript
    Fault 発生時に実行されるスクリプト

    フラグ設定値
    以下のリソース属性を設定することができます。

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    これらのフラグに関しては、"PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書" の "7 付録−属性" を参照してください。

  11. 「保存して登録」を選択して、設定を保存します。
  12. image

    登録した Oracleインスタンス、Oracleリスナーが設定メニュー上に表示されていることを確認後、設定を保存してください。

    image
    既に設定されている ORACLE_SIDやリスナー名などの項目について、「何も設定しない」を選択し、「次へ」を選択した場合、何も設定していない状態になります。
    また、ヘルプの記事は、GUI/CUI共通のため、一部CUI固有の内容も含まれている場合があります。


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