PRIMECLUSTER Wizard for NAS 導入運用手引書 4.1 - Solaris(TM) Operating Environment -
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A.2.2 GLS(マルチリンクイーサネット)の設定
GLSでマルチリンクイーサネットの設定を「PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(マルチパス機能編)」の第3章 導入に従って行います。この際に、以下の点に注意して設定を行ってください。
- /etc/inet/hostsにGLSで使用するIPアドレスとホスト名を登録してください。スケーラブル構成の場合はそれぞれのノードで使用するIPアドレスとホスト名を全ノードの/etc/inet/hostsに登録してください。
- /etc/opt/FJSVmpnet/conf/configの編集時に、スタンバイ構成の場合はmpnet0を、スケーラブル構成の場合はmpnet0,mpnet1,…を設定してください。なおスケーラブル構成の場合、全てのmpnetインタフェースの設定を同一にしてください。
mpnet0 ether hme0:hme1
mpnet1 ether hme0:hme1
- /etc/opt/FJSVmpnet/conf/parametersの編集時に、func-modeは1に指定してください。また、trunk-modeはNAS装置の負荷分散方式と同じ方式を設定してください。
mpnet0 -:1:2
mpnet1 -:1:2
- /etc/opt/FJSVmpnet/conf/hostsにmpnetインタフェースで使用する1.で登録したホスト名を指定してください。スケーラブル構成の場合は、全てのmpnetインタフェースの登録を行ってください。
mpnet0 node1mpnet
mpnet1 node2mpnet
- /opt/FJSVmpnet/cluster/bin/mpnet_copyfile -aコマンドを実行し、設定ファイルを全ノードに配布してください。
- 各ノードで/opt/FJSVmpnet/cluster/bin/mpnet_addrid -d mpnetインタフェース名を実行し、リソース登録を行ってください。スタンバイ構成の場合は、mpnetインタフェース名にmpnet0を、スケーラブル構成の場合は、mpnetインタフェース名にそのノードで使用するmpnetインタフェースを指定してください。
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