PRIMECLUSTER Wizard for NAS 導入運用手引書 4.1 - Solaris(TM) Operating Environment - |
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第3章 運用 |
本製品ではNAS装置の異常監視は行っていません。NAS装置の異常が発生した場合は、RemoteFileSystems(ネットワークまたはNAS装置自体の異常を検知)あるいはGLSリソース(ネットワークの異常を検知)による異常検知により切替えが発生します。またWizard製品を用いている場合は、Wizard製品によって異常を検知し、切替えが発生する場合もあります。もし切替えが発生した場合は、以下の点を確認し、問題を解決してください。
PRIMECLUSTER で運用しているアプリケーションで問題が発生した場合は、アプリケーションのログを確認し、問題を解決してください。
本製品では、動作とエラーメッセージを以下のログファイルに出力しています。ログに出力されるエラーメッセージに関しては"第6章 エラーメッセージ一覧"を参照してください。
/var/opt/reliant/log/FJSVclnas_<リソース名>.log |
ログファイルのフォーマットは以下の通りです。
日付時間/コマンド名/区分/ID/テキスト |
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ログファイルの容量制限は行っていません。ログファイルの管理は、RMS によるログファイル管理機能によって行われます。
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ログファイルはトラブル発生時の調査のための重要な資料となります。これらのファイルを削除したり編集したりしないでください。
ネットワーク障害やNAS装置に障害が発生した場合、RemoteFileSystemsリソースが異常状態になります。この場合、RemoteFileSystemsのログ(/var/opt/reliant/log/hvdet_nfs*)を確認し、問題を解決してください。
NAS装置への接続にGLSを使用し、ネットワーク障害が発生した場合、GLSリソースが異常状態になります。この場合、GLSのログを確認し、問題を解決してください。
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詳細は「PRIMECLUSTER Global Link Services 導入運用手引書(伝送路二重化機能編)」もしくは「PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(マルチパス機能編)」を参照してください。
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