PRIMECLUSTER Wizard for NAS 導入運用手引書 4.1 - Solaris(TM) Operating Environment - |
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第2章 環境設定 | > 2.4 userApplication,Netappリソース の作成 |
UnLockFlag
常時NAS装置のUnlock処理を実行するか否かを選択します。Alwaysが指定された場合は、Netappリソースに異常が発生した際に、常にUnlock処理を実行します。Nodedownが指定された場合は、NetAppリソースを持つノードがダウンした際にのみUnlock処理を実行します。
デフォルト always (always,nodedown)
ScriptTimeout
オンライン/オフライン処理の開始からのタイムアウト時間を指定します。通常は変更の必要はありません。
デフォルト 300s (10s-31536000s)
UnexportFlag
HA構成の場合でのオフライン処理時にUnexport処理を実行するか否か選択します。yesが指定された場合、オフライン処理時にUnexport処理を実行します。noが指定された場合、Unexport処理は実行されません。なお、RAC構成では本オプションの値にかかわらずUnexport処理は実行されません。
デフォルト no (yes,no)
PreOnlineScript
オンライン処理の前に実行されるスクリプトを設定します。
PostOnlineScript
オンライン処理の後に実行させるスクリプトを設定します。
PreOfflineScript
オフライン処理の前に実行されるスクリプトを設定します。
PostOfflineScript
オフライン処理の後に実行されるスクリプトを設定します。
FaultScript
Fault 発生時に実行されるスクリプトを設定します。
NetappClusterFlag
NASクラスタの自動takeover機能を設定します。
デフォルト no (yes,no)
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デフォルトは no です。NAS装置のクラスタ構成であっても、NASクラスタの自動takeover機能を行わない場合は、no に設定してください。
NetappClusterDeviceName
監視を行うNAS装置名(ホスト名)を指定します。
2台のNAS装置名を":"で区切り指定してください。
例) netapp:netapp2
NetappClusterPingCount
pingコマンドの実行回数を指定します。
デフォルト 10 (1-60)
NetappClusterPingTimeout
pingコマンド実行開始からのタイムアウト時間を指定します。
デフォルト 5s (1s-300s)
NetappClusterPingInterval
pingコマンドの実行間隔を指定します。
デフォルト 5s (1s-300s)
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NAS装置の監視はpingコマンドで行います。pingコマンドの実行回数/タイムアウト時間/実行間隔は、デフォルトのまま使用することを推奨します。
pingコマンドのパラメタについては、" 付録B− NASクラスタ自動takeover機能のチューニング方法"を参照してください。
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