Interstage Application Server 移行ガイド |
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付録C InfoDirectoryディレクトリサービスからSmart Repositoryへのデータの移行 |
InfoDirectoryディレクトリサービスからSmart Repositoryへ、ディレクトリ内のデータを移行する手順を示します。
移行するデータが存在するDSAに対して以下のコマンドを実行し、InfoDirectoryのデータをLDIFファイルへ取り出します。コマンドの詳細については、“InfoDirectory使用手引書”の“LDAPコマンド”を参照してください。
以下の例では、データをLDIFファイル“dir.ldif”へ取り出しています。
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C:\Interstage\ID\Dir\sdk\C\bin\ldapsearch -h ホスト名 -p LDAPポート番号 -D DSAの管理者DN -w DSAの管理者DNのパスワード -b トップエントリ "(objectclass=*)" > dir.ldif
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/opt/FJSVidsdk/C/bin/ldapsearch -h ホスト名 -p LDAPポート番号 -D DSAの管理者DN -w DSAの管理者DNのパスワード -b トップエントリ "(objectclass=*)" > dir.ldif
- LDAPポート番号、DSAの管理者DN、およびトップエントリについては、InfoDirectory管理ツールクライアントで確認してください。
- ldapsearchコマンドは、InfoDirectoryのDSAが動作するホスト上で実行してください。
Smart Repositoryを構築するマシン上でリポジトリを作成します。リポジトリの作成は、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [新規作成]タブから行います。リポジトリの作成については、“Smart Repository運用ガイド”の“環境構築”を参照してください。
なお、リポジトリ作成時に指定する[公開ディレクトリ]、および[ユーザパスワード暗号化方式]には、以下の値をそれぞれ指定してください。
InfoDirectoryのDSAで指定されていたトップエントリを指定してください。
InfoDirectoryの、DSAのパスワード暗号化形式で、“SHA1”が指定されていた場合は“SHA”を、“Crypt”が指定されていた場合は“Crypt”を指定してください。“ClearText方式”が指定されていた場合は、Smart Repositoryで指定可能ないずれかのユーザパスワード暗号化方式を指定してください。
作成したリポジトリを起動します。リポジトリの起動は、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [リポジトリ:状態]画面から行います。
起動したリポジトリに対して以下のコマンドを実行し、InfoDirectoryから取り出したデータをSmart Repositoryへ移入します。コマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Smart Repository運用コマンド”を参照してください。
以下の例では、InfoDirectoryからLDIFファイル“dir.ldif”へ取り出したデータを移入しています。
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C:\Interstage\ID\Dir\sdk\C\bin\ldapmodify -h ホスト名 -p 通常ポート番号(またはSSLポート番号) -D リポジトリの管理者用DN -w リポジトリの管理者用DNのパスワード -a -f dir.ldif
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/opt/FJSVidsdk/C/bin/ldapmodify -h ホスト名 -p 通常ポート番号(またはSSLポート番号) -D リポジトリの管理者用DN -w リポジトリの管理者用DNのパスワード -a -f dir.ldif
- 通常ポート番号(またはSSLポート番号)、リポジトリの管理者用DNについては、リポジトリの作成時に指定した値を指定してください。または、Interstage管理コンソールのリポジトリタグで、作成したリポジトリの設定項目を確認してください。
- ldapmodifyコマンドは、Smart Repositoryが動作するホスト上で実行してください。
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