| Interstage Application Server 移行ガイド |
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| 付録B V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル | > B.5 サーブレット・コンテナ環境定義ファイル | > B.5.3 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのタグの詳細 |
タグインスタンスとは、JSPのカスタムタグ使用時に生成されるインスタンスです。
<Context>タグでtagPooling属性を有効にした場合、タグインスタンスを再利用する機能が使用可能となります。
この機能を、タグプーリングといいます。
タグプーリング機能を使用した場合、タグインスタンスはすぐに破棄されず、一定時間メモリ上に残ります。
データベースへの接続など、システムにかかる負荷の高い処理をカスタムタグで使用していた場合、タグプーリング機能で管理しているタグインスタンスを再利用することで、システムへの負荷を軽減ことできます。
しかし、カスタムタグを使用したコンテンツへのアクセスが増加した場合、それに比例してタグインスタンス数も増加し、タグインスタンスが使用するメモリ量が増加します。
タグインスタンス監視機能は、この状態を改善します。
タグインスタンス監視機能は、使用頻度の減少したタグインスタンスがないかどうかを監視し、一定時間使用されなかったタグインスタンスを削除します。
これにより、タグインスタンスの使用メモリ量を減少させ、システムへの負荷を軽減します。

タグインスタンス監視機能を有効にするには、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルに以下のタグ、属性を定義します。
タグインスタンス監視機能を無効にするには、以下のいずれかの設定をしてください。
------------------------------------------------------------------------------- <TagPooling updateInterval="time" idle="time" /> -------------------------------------------------------------------------------
|
属性 |
説明 |
属性の |
|---|---|---|
|
updateInterval |
タグインスタンス監視機能が、タグインスタンスを監視する間隔を指定します。
|
○ |
|
idle |
タグインスタンスのアイドル時間を指定します。
|
○ |
-------------------------------------------------------------------------------
<Server>
・・・
<ContextManager workDir="work\sample" >
<TagPooling updateInterval="5" idle="110" />
<Context path="" docBase="webapps_sys/ROOT" />
<Context path="/sample" docBase="webapps/sample" inputcode="SJIS"
tagPooling="true"/>
</ContextManager>
・・・
</Server>
-------------------------------------------------------------------------------
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