Interstage Application Server 移行ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
付録B V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル | > B.2 JServlet環境定義ファイル | > B.2.2 JServlet環境定義ファイルの定義項目 |
------------------------------------------------------------------------------- default.bin.parameters = [Java VM起動コマンドのパラメタ] [containername].bin.parameters = [Java VM起動コマンドのパラメタ] -------------------------------------------------------------------------------
Java VMを起動するために必要なパラメタを記述します。
複数記述する場合は、区切り文字として空白(' ')を使用します。指定できるパラメタは最大58個です。空白を含むパラメタを記述する場合は、"で囲んでください。
クラスパスは-cpパラメタでは設定できません。
"default.envまたは[containername].env"で指定してください。
JDK1.3、JDK1.4の場合、以下のJava VMが実装されています。起動するJava VMを指定します。
[JDK1.3]
[JDK1.4]
パラメタを複数記述する場合は、-hotspot、-classicまたは-serverパラメタを先頭に記述してください。
JDK1.2の場合は指定する必要はありません。
本定義項目で、Java VMの最大ヒープ領域のサイズを指定することができます。
-Xmx<size>パラメタで指定します。
<size>には、数値と数値の後ろにk(キロバイト)またはm(メガバイト)を指定します。
例: -Xmx128m (128メガバイトの最大ヒープ領域)
最大ヒープ領域のサイズの省略値は、Java VMによって異なりますので、JDKのドキュメントを参照してください。
java.lang.OutOfMemoryErrorが多発する場合には、本定義項目で、Java VMの最大ヒープ領域を増加させてください。
セキュリティ機能を有効にする場合は、以下のパラメタを設定してください。
また、この場合、以下を指定しないでください。
オブジェクト参照機能を有効にする場合は、以下のパラメタを設定してください。
また、この場合、以下を指定しないでください。
サーブレット・コンテナは、native threadで動作を保証しています。
JDK1.2使用時には、サーブレット・コンテナをnative threadで動作させるための-nativeパラメタは環境変数THREADS_FLAGで指定してください。
環境変数THREADS_FLAGは"default.envまたは[containername].env"で指定します。
セキュリティ機能またはオブジェクト参照機能はJDK1.2では使用できません。JDK1.3以上を使用してください。
full thread dump自動採取機能を使用する場合、本定義項目に“-Xrs”を指定できません。
本定義項目に“-Xrs”を指定する必要がある場合は、full thread dump自動採取機能を無効にしてください。
full thread dump自動採取機能の設定方法については、“container.threaddump.auto”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |