Interstage Application Server 移行ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 Interstage Application Server V3以前からの移行> 6.6 イベントサービスの移行

6.6.2 バックアップコマンドの移行

 ここでは、Interstage V3のバックアップコマンドを使用してイベントサービス資源を移行するための操作について説明します。

V3以前の環境のバックアップコマンド

 イベントサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

 C:\INTERSTAGE\ESWIN\bin\esbackup.exe

V3環境のバックアップ方法

 バックアップ先パスがX:\V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

1.esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。
  esstop -o off
2.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\V3Backup
3.esbackupコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをバックアップします。
  esbackup -d X:\V3Backup

V7.0環境のリストアコマンド

 イベントサービス資源のリストアでは、以下のコマンドを使用します。

 C:\Interstage\bin\esrestoresys.exe

V7.0環境のリストア方法

 バックアップ先パスがX:\V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

1.esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。
  esstop -o off
2.esrestoresysコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをリストアします。
  [Interstage Application Server Enterprise Edition V3.0でバックアップした場合]
    esrestoresys -d X:\V3Backup -v3
  [Interstage Application Server Standard Edition V3.0でバックアップした場合]
    esrestoresys -d X:\V3Backup -v3 -e

V3以前の環境のバックアップコマンド

 イベントサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

 /opt/FJSVes/bin/esbackup

V3環境のバックアップ方法

 バックアップ先パスが/V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

1.esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。
  esstop -o off
2.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir /V3Backup
3.esbackupコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをバックアップします。
  esbackup -d /V3Backup

V7.0環境のリストアコマンド

 イベントサービス資源のリストアでは、以下のコマンドを使用します。

 /opt/FJSVes/bin/esrestoresys

V7.0環境のリストア方法

 バックアップ先パスが/V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

1.esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。
  esstop -o off
2.esrestoresysコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをリストアします。
  [Interstage Application Server Enterprise Edition V3.0でバックアップした場合]
    esrestoresys -d /V3Backup -v3
  [Interstage Application Server Standard Edition V3.0でバックアップした場合]
    esrestoresys -d /V3Backup -v3 -e


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005