Interstage Application Server 移行ガイド |
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第4章 Interstage Application Server V5からの移行 |
イベントサービスは、以下の製品で利用可能です。
V6.0以降において、イベントサービスの環境設定手順の改善として、インストール後、自動的にイベントサービスのセットアップが行われるようになりました。そのため、V5.x以前までイベントサービスの環境設定時に行っていたessetupコマンドによるセットアップの手順が不要となります。
V5.x以前と同様の手順でessetupコマンドによるセットアップを行った場合は、エラーメッセージ“es11150”が出力されますが、すでにセットアップは行われているため、特に問題ありません。また、esunsetupコマンドによる操作はできません。Interstage統合コマンドまたはInterstage管理コンソールを使用して操作を行ってください。
V6.0以降において、イベントサービスおよびイベントファクトリのサービスのスタートアップの種類を"手動"に変更しています。イベントサービスおよびイベントファクトリの起動は、Interstage管理コンソールを使用して操作してください。essetupコマンドを使用してイベントサービスのセットアップを行った場合、システムの起動時にイベントサービスおよびイベントファクトリを自動的に起動させるには、サービスのスタートアップの種類を"自動"に変更してください。
サービスのスタートアップの種類を確認するには、Administrator権限でログインし、[コントロールパネル]の[サービス]または[コントロールパネル]−[管理ツール]−[サービス]を起動後、"EventService"および"EventFactory"のスタートアップの種類を参照します。サービスのスタートアップの種類を変更する場合には、"EventService"または"EventFactory"を選択し、[スタートアップ]または[プロパティ]により行います。
V6.0以降において、イベントサービスの起動時にイベントチャネルを自動的に起動するモードをサポートしました。これにより、V5.x以前までInterstageの起動(イベントサービスの起動)後に行っていたイベントチャネルの起動処理が不要となります。
イベントチャネル自動起動の設定は、Interstage管理コンソールまたはイベントサービス運用コマンド(essetcnf、essetcnfchnl)を使用して変更することができます。初期値は"自動起動する"です。
イベントチャネルの自動起動を行う場合は、イベントサービスおよびイベントファクトリのサービスのスタートアップの種類を"手動"にしてください。esstartコマンドを使用してイベントサービスを起動する場合は、CORBAサービス(ネーミングサービスを含む)の起動が完了している必要があります。
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