Interstage Application Server 移行ガイド
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第4章 Interstage Application Server V5からの移行> 4.9 InfoDirectoryディレクトリサービスの移行

4.9.3 InfoDirectoryの移行

■InfoDirectoryディレクトリサービスの移行


 odsidupgradeコマンドを使用して、環境ファイルの移行、スキーマ定義の新規追加/変更、およびパスワード格納形式の変更を行います。
 なお、odsidupgradeコマンドは移行したいDSAの格納先ディレクトリで実行する必要があります。

 注)他サーバへの移行を行う場合、DSAディレクトリは移行元サーバと同じディレクトリ構成にしてください。
  移行元サーバのDSAディレクトリ  /DBDB/dsa
  移行先サーバのDSAディレクトリ  /DBDB/dsa

■InfoDirectory管理ツールの移行


 odsmgrrestコマンドを使用して、資源を復元します。

 注)他サーバへの移行を行う場合、管理ツールのログイン情報を設定する必要があります。
 移行先サーバの管理ツールクライアントの[ログイン]-[DSA選択]ウィンドウには、移行元のホスト情報の配下にログイン情報が配置されています。移行先サーバのDSAにログインするためには、移行先サーバのホスト情報を作成し、その配下にログイン情報を作成する必要があります。詳細は"InfoDirectory使用手引書 第2部 管理ツール編 機能 ログイン/ログアウト ログイン"を参照してください。

■InfoDirectoryクライアントの移行


 注)V5.0L20のTurbolinux 7 Serverで動作していたユーザアプリをV6.0でサポートしている他OSに移行する場合以下の作業を行う必要があります。

・LDAP C APIユーザアプリのリコンパイル
 LDAP C APIの静的ライブラリをリンクしてアプリケーションを作成している場合、リコンパイルする必要があります。以下の章を参照してください。
  InfoDirectory SDK 使用手引書
    アプリケーション開発環境(LDAP C API)
      サンプルプログラム
        コンパイル手順


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